キャンピングカー保有の仕方
1.キャンピングカーが大好きだ!
わたしはキャンピングカーのユーザーである。と同時に自身モビリティやキャンピングカーの仕事をしている。ひとつは「Carstay」というキャンピングカーのシェア・車中泊場所のシェアのプラットフォームでの業務。もうひとつは「CarLifeJapan」というモビリティやキャンピングカーなどカーライフスタイルの事業プロデューサーである。
もともと広告・イベント等の仕事をしていたが、キャンピングカーが好きすぎて「キャンピングカー・モビリティ専門」で活動をしている。そんな私は「ベース車両:FiatDucato」の「AdrriaSunliving」という車両に乗っている。
もともと何台かキャンピングカーを保有していた。ただし、約2年半前に完全に手放していた。その間も「レンタル」等で借りていた。ただし、2020年6月~Carstayで「キャンピングカーシェア」できるようになった。
レンタルとはことなり、個人間でもシェアができる仕組みがあるということで、個人としても年間40泊以上利用させていただいた。それで満足はしていたが、どうしても仕事上キャンピングカーを保有しなければという機会を得た。
2.キャンピングカーオーナー(=ホルダー)という選択肢
なぜ、Fiatベースの車両、Adriaのキャンピングカーに乗っているかはまた、どこかでお話をしたい。今回は「キャンピングカーホルダー」になったのかをお話したい。
いくらくらいの車両を購入するかはとても大切なことだ。一括購入か、ローンか。そして、維持費はどのくらいかかるのか。通常であれば、それをご自身の「懐」だけで支払うとういことになる。でも、いまは「キャンピングカーシェア」という仕組がある。シェアを受けるときだけではなく、「シェアする=貸出て一部お金が維持費軽減ということで戻ってくる」。それはものすごく大きなことである。
上記のシェアされている方の様子がかかれている。4万円~10万円等。車両によって、人によって異なってくる。でも確実に維持費の軽減につながる。場合によっては購入する車両をどのグレードにするかにも影響してくる。実際わたしは「Carstay]でシェアする気で購入車両を決めた。キャンピングカーを購入する方はグレードをどのレベルにするのか。有料オプションをどれだけつけるのかは「自身の懐」で決められるのが当たり前である。そこに、シェアリングという仕組みで一部「維持費の軽減」として戻ってきたら購入車両のレベルは変えられる。少なくても私はそう思った。
3.スーパーホルダーという制度
Carstayには「スーパーホルダー」という制度が導入された。
現在6台の車両がスーパーホルダーである。「貸出実績」「予約承認率」「ユーザー満足度」「有料オプション」という4つの項目を満たした経験値豊かなオーナーがゲストに車両を貸し出してきたことを「認定」している。
シェア受ける側はこのような車両で一度体験頂くという「安心感」がある。
「シェアリングエコノミー」という概念がある。一般的には個人が保有する遊休資産(スキルのような無形のものも含む)の貸出しを仲介するサービスであり、貸主は遊休資産の活用による収入、借主は所有することなく利用ができるというメリットがあると総務省は説明している。
Carstayとは「キャンピングカー」や「車中泊するスペース」をシェアリングエコノミーで貸し出す「プラットフォーマー」である。利用者は「購入」ではなく「利用」というスタイルでモノやコトを使うことができる。一方、シェアする側はいままでは自身だけで完結していたことが「シェアすることで維持費の軽減を生む」。この仕組みはどんどん広がっている。
いまは「都心」などを中心に確実に広がってきている。「ご自身の車両やスペースを貸し出すなんて」と思われる方も多いと思う。でも、日本国民で「キャンピングカーを利用したことがある方はまだまだ少ない」。いまだに夢の商品とおもわれている。しかし、気軽に使って頂ければもっともっと、多くの方々がキャンピングカーを利用いただき、商品は更によくなっていくし、車中泊できる場所は増え、質も向上していく。是非。キャンピングカーをシェアする選択肢を一度、検討してみてはいかがでしょうか。
文責:野瀬勇一郎
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