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世界最大級ショー速報:Caravan Salon 2024 前半レポート/欧州最新キャンピングカーの潮流を探る

こんにちは野瀬です。今回は、世界最大級のキャンピングカーイベント「Caravan Salon 2024」に参戦し、初めの3日間を取材したレポートをお届けします。メディアツアーにも参加させていただき、貴重な体験を通じて感じた最新トレンドや業界の動向についてわたしなりの視点でお伝えしてみます。

はじめに

今年も盛況を極めた「Caravan Salon 2024」。世界から多くのメーカーや来場者が集まり、最新のキャンピングカー技術やデザインが一堂に会しました。私自身もプレスとしてご招待いただき、このイベントの魅力を余すところなく発信するべく、期間中取材に臨みます。ご一読いただけると幸いです。

1.初日の印象とメディアツアーの体験

プレスデイの様子

プレスデイは、世界から集まった記者と一緒に行動を共にしました。このタイミングで会場内の殆どを見てみたのですが、なんといっても21万㎡。ビッグサイトの2倍の距離を歩くのは大変でした。翌日は土日で、見学者が集中し、展示車両を見るのが一苦労。やはり、平日に訪れることで、ゆっくりと各ブースを回り、詳細な情報収集が可能でした。

メディアツアーの様子
各社ブースに練り歩きをしていきながらプレゼンを受けます
会期中は世界各国から約20万人が来場
B2CもさることながらB2B来場で年間の発注量などがこの日に
決まるといわれています。日本のみなさまもたくさん来場されています

メディアツアーの体験

メディアツアーに参加させていただき、特別なアクセスで見学できた車両は圧巻でした。特に以下のモデルは見逃せませんでした。

  • Malibu Genius 641LE: コンパクトなデザインながら、最大限機能性に優れたスプリンターモデル。収納スペースの工夫やインテリアの洗練されたデザインが印象的でした。

最初のツアーがスプリンターベースで来たのは
ちょっと驚きでした 今年はスプリンター推しなのか?
そんなことをおもったひとときでした
価格は1,500~2,000万円まで仕様によります
  • Xtura EuraMobil GmbH: 高級キャンピングカーの代表格。最新の技術と豪華な設備が融合し、快適な旅をサポートします。

2台目もスプリンターベースです
長距離旅行が目的の車輛となっており4駆仕様です
最大30日間のエネルギーが自己充足できることが最大のウリです
常に見学客が絶えず欧州全域を自由に旅をしたいという
話がききもれてきておりました
金額は約2,000万円前後での販売
  • Aviva Lite 300LH: 軽量で扱いやすいキャンピングカー。コストパフォーマンスに優れ、初心者にもおすすめです。

3mという日本でも小さいサイズのキャンピングトレーラー
普通免許でけん引できます 日本に輸入されたらの話ですが。。

2.現地で感じたトレンドと注目ポイント

スプリンターベース車両の増加

今回のCaravan Salonでは、スプリンターベースのキャンピングカーが非常に多く展示されている印象でした。スプリンターベースはその耐久性とカスタマイズ性の高さから、昨今のキャンピングカー市場で人気が急上昇しています。特に、長距離旅行やオフロードにも対応できる点が、多くのユーザーに支持されている理由の一つです。

トイレ無し・小型車両の推進

また、トイレ無しの車両やコンパクトなキャンピングカーが目立つようになっています。これは、都市部での使用や短期間の旅行を楽しむ若年層をターゲットにしたマーケティング戦略の一環と考えられます。小型車両は駐車が容易で、燃費の良さも魅力的です。さらに、トイレ無しモデルはコストを抑えつつ、必要な機能に特化した設計が可能となっています。

チャレンジャーの車両などでは「長さ×幅×高さ」を意識した展示で
日本人よりもコンパクトさを意識した展示が目につきました

3.Caravansalonメディアリリースから見る今後の展望

メディアリリースの要点

Caravan Salonの公式メディアリリースによれば、今年のテーマは「未来のキャンピングカー」。特にエコロジーと電動化への取り組みが強調されており、多くのメーカーが環境に配慮した技術を導入しています。例えば、Cleanflex toilet Tabbert.Knausは、エコフレンドリーなトイレシステムを採用し、持続可能な旅をサポートします。また、Rooftop tents Moonlight Fiammaは、屋根上テントの新しいトレンドとして注目されています。

今後の展望

イベントの後半に向けて、さらなる革新技術やスマートキャンピングカーの進展が期待されます。特に、電動化された車両やスマートホーム機能を搭載したモデルは、今後の市場を牽引する存在となるでしょう。また、不便な箇所での利用を目指したキャンピングカーの活用方法についても、多くのアイデアが提案されていました。これらの動向は、私たちのビジネスにも大きな影響を与えると考えられます。

まとめと次回予告

初日から3日間にわたる取材を通じて、Caravan Salon 2024の現場の空気と最新トレンドを肌で感じることができました。スプリンターベース車両の増加や小型・トイレ無し車両の推進は、今後のキャンピングカー市場に大きな変化をもたらすことを示唆しています。

後半の取材では、さらに多くの革新技術や注目車両を深掘りし、詳細なレビューやインタビューを通じて皆様にお届けする予定です。次回のレポートもお楽しみに!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。野瀬勇一郎並びに、CarlifeJapanの公式SNSやウェブサイトでも最新情報を随時更新しておりますので、ぜひフォローしてください。

文責:野瀬勇一郎

不審者ではありません
こんな感じで取材をしております

[参考記事]

Caravan Salon メディアリリース

#CaravanSalon #キャンピングカー #CarlifeJapan #メディアツアー #最新トレンド


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