フリーランスとして海外のクライアントと仕事するのに
カナダに数年住んでいた友達と話をしていた時に、英語を使った自営業をしている彼女でさえも海外のクライアントを探して仕事をしようとするのは躊躇すると言っていました。たしかに日本人相手とは違うエクストラな努力が必要かもしれませんが、日本のクライアントとは違った要望に応えられ、自分が思いもしなかった事で喜ばれたり重宝されたりします。
アメリカを拠点にしてから北米を始め南米•ヨーロッパ•東アジアなどの中小企業のクライアントとお仕事してきましたが、ネイティブではない私の経験から海外のクライアントと仕事をするためのティップスをいくつかご紹介します。
1. 日本人っぽい英語に自信を持つ
日本人なら少なからずある英語への壁。やっと英語に慣れてきた今でも自分の英語がネイティブに近いとは思いません。でもそれがある意味自分の持ち味だと思うようにもなりました。また英語で日本人とやり取りをしたりしてきて日本人特有の英語のよさもわかってきましたし、アメリカ人の上司曰く”日本人の英語は丁寧で考えながら言葉を選んでいるから悪い印象を受けることはない”という事なので、多少文法や言い回しがぎこちなくてもノンネイティブらしく英語でコミュニケーションする事がコツだと思います。特に英語圏以外のクライアントと仕事する時はネイティブっぽい言い方を考えるよりいかにクリアに誤解がないようにコミュニケートする方が大事です。
2. 自分ができること・したい事をアピールする
自分がやりたい事に対してのスキルや経験があるにしろないにしろ、それを外に発信する事は大事だと思います。SNS苦手な私でも自分ができる事を表現するだけでそれに興味を持つ人の関心をつかむことができています。音楽データの仕事を始める前も”メタデータの仕事がしたい””こんな問題を解決したい”というような事をポストすることで、そのようなフリーランサーやチームを探している人を惹きつける事ができました。自分のやりたいキーワードをタグするのがポイントです。
3. 仕事の受け入れに柔軟性を持つ
オンラインでの仕事が増えてきた今、色々な仕事が世界中に出てきています。特にネイティブの日本人を探している企業も多くいて日本にいても海外でも日本語を使った仕事はあると思います。自分が探しているような仕事じゃなかったり思ってもいなかった仕事の紹介などもあるかと思いますが、キャリアの拡大や新しいビジネスアイディアのためにも柔軟性は大事かなと思います。とりあえずやってみることで自分の得意不得意、好き嫌いがわかってきますし、そこからまたやっていきたいことを発信していけると思うので機会が訪れたらまずは挑戦していくことは良いと思います。
一度海外のクライアントと仕事していくと、大変さより彼らとの仕事のやりやすさなどがわかると思います。言語だけでなく日本人の良さをうまく使ってもっと世界で活躍できるはずです!
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