歌詞データの重要性
ユーザーとしても仕事の資料としても歌詞サイトを数年利用していますが、ここ最近は特に海外の歌詞サイトの発展とグローバル化が目に見えます。前回の歌詞についての記事でも紹介した Musixmatch はグーグルなどのサーチエンジンや各DSPともリンクされ、 各言語の翻訳が入れられるユニークなフィーチャーと共に英語圏ユーザーだけでなく世界の音楽ファンとアーティストにとって役立つサイトになってきたと思います。(以前は曲数も少なかったし日本語曲はまれでした)
また最近では Genius.com に英語曲だけでなく多言語の曲の歌詞も増えてきました。こちらもクラウドソースですが、Musixmatch と違う点はクレジットの追加もできるので MusicBrainz と似ています。ここでも多くの同名がいるので正確なアーティストを入力・選択する必要があります。(自動的にアーティストエンティティが作成されるので)多くの外国アーティストは英語+オリジナル言語の名前を入力している気がします。
メタデータの一つとして歌詞というデータも重要視されてきていると思います。ファンやコントリビューターが書き起こすこともできますが、やはり正確なデータはアーティスト(コンテンツオーナー)からだと思うので、歌詞も大事なデータとしてどこかに提供して頂けると、データをつなげる立場としてはありがたいです。最近はオフィシャル YouTube ビデオに歌詞を提供しているアーティストも多いですね。
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