バレエが私の人生を色付けた!~キャリツクで最速の輝きを放つバレエガールに迫る~【キャリツク生取材記事#38】
『留学当初は周りがレベルが高すぎて全くついていけなくて…。怒られる以前に先生に見てもらうこともできませんでした』
みなさん、こんにちは!【実践型キャリア育成コミュニティキャリツク】12期生の高木美優です。
今回はバレエでロシア留学経験あり!笑顔がかわいい!鳥大好き!そんな14期生の柳本優花さんを取材しました!
バレエに人生を尽くした彼女の濃厚なストーリーをお伝えしていきます!
1 プロフィール
名前:柳本 優花(やなもと ゆうか)
期生:14期生
学校:大学3年
趣味:バレエ・手芸・料理・インコ
アルバイト:ファミレス(デニーズ)
現在の活動:法人チーム*
*法人チーム:キャリツク内のカンパニーの一つ。学生が主体となって企業取材や学生イベント等の集客を行う営業チーム
2 話の引き出しが広いぞ?
柳本:バレエはまず小学二年生から始めてロシア留学にも行きました。手芸や料理は気づいたときには好きだったかもしれません。小さいころからお菓子を作ることが好きで、家庭科の授業も好きだったと思います。
柳本:鳥と遊ぶのが趣味ってどういうこと?って思いますよね(笑) インコは小学6年生から9年間飼っていて、次の行動が読めないので見ていて面白かったですね。
3 私の就活って…
柳本:社会人の方と関わる機会が多いことと活動を通して社会人基礎力を身に付けられることに魅力を感じたからです!実は、他の就活コミュニティに1個入っていて、そこでは個別で就活対策を行っています。ただ就活生同士の連絡もとらず、個々の作業で進めていたので
「それはどうなんだろう…?」
と疑問に思い、内定を取ったその先がどうなるのかが見えないという不安を感じました。そこでマッチャー繋がりでキャリツクの話を聞いたときに、他ではできないことがここならできるんだろうなということを感じて、純粋にワクワクしました!
柳本:社会人の方と関われる機会が多いことと社会人基礎力を学生のうちから身に着けられることです。現在参加している法人チームもそうですし、社会人基礎力を高めるために仲間と一緒に活動できることに魅力を感じました。
柳本:インターンでグループワークがある際に、メンターがつくことがありますよね。 そういう時に、学生と社会人の方たちの考え方や仕事の進め方に対する知識・意識などそういったことが全然違うなっていうのを実感しました。自分もこういう力を学生のうちから身につけて、社会人1年目から即戦力として活躍したいと思い、意識するようになりました。
4 先生が私の事を見てくれない!
柳本:留学した経緯は、 中学2年生の時に私が通っていたバレー教室にロシア人の先生がセミナーを開きに来ていただいたことがきっかけです。その際に、ロシアのバレエ学校のオーディションを受けてみないかと誘われました。そこから中3の夏に2週間ぐらいオーディションを受けて、高校1年から1年間ロシアに留学しました。
柳本:とてもシビアでした。留学当初は周りのレベルが高すぎて全くついていけなくて…。怒られる以前に先生に気にかけてもらえませんでした。
柳本:注意すらしてもらえなくて見放されてるんじゃないか?と思いました。最初は自分がこんなところ来るべきじゃないと感じ、日本に帰りたいと思っていました。
柳本:そうですね。最初はいじわるだなと思っていたのですが、最終的にそれでよかったと納得しています。というのも先生はちゃんとやっていることには気づいてくれるというのを実感したからです。
柳本:私は毎日レッスンの後にノートをつけていました。この日注意されたことは何か、どこに気を付けるのかを書き、次の日レッスンで覚えて挑めるようにしたら、改善したことに気づいてもらえるようになりました。改善したことを認めてもらえた時は凄く嬉しかったです。
柳本:あとは順位が目に見える形で発表されるのが自分に合っていた気がします。実はレッスンでは毎回成績順で場所が決められていたんです。
柳本:毎回言われます(笑)それで自分が今どの立ち位置なのかがわかるようになっていました。だから、次はこの人を超えられるように頑張ろうとか、明確な小さい目標がどんどん作れたからこそ頑張れていました。
柳本:そうなんです。その経験が今の会社選びの軸の一つにもなっています。年功序列などではなく、きちんと自分の成果を認めてもらえる環境でかつその成果を給料や昇格という形で、ちゃんと反映してほしいなと考えています。
柳本:実は、ロシアには4年間留学し、卒業後にバレエ団に所属する予定でした。留学一年目の期末試験の成績は良かったのですが、進級発表者の名簿に私が入っていなかったんです。
柳本:先生に『ロシアでバレエをしていくには身長が低い』と言われました。だから、進級者名簿に名前がなかったんです。
柳本:165㎝ぐらいですね。今158cm程なので、どうにもできないって絶望しちゃいました。
柳本:そうなんです。でも進級はできないけど、留年という形でもう一年間学ぶことはできるようでしたが、もう一年同じことを学ぶということに成長性を見出せず、帰国して別の道を探そうと考えて日本に戻ってきました。
5 バレエ観劇なんと200円!?
柳本:やっぱり日本は凄く恵まれている国だなって感じたことです。ロシアと日本のトイレなどの衛生面の違いがあったり、ロシアのスーパーでは、店の中で商品を食べている人がいて驚きました(笑)
柳本:そうそう。トイレの話はよく聞きますよね。寮では常にトイレットペーパーを抱えて歩いていました。トイレにはトイレットペーパーが設置されていなくて、みんなマイトイレットペーパーロールがあるみたいな状態でしたね…。
柳本:あとは、芸術に対する捉え方が全然違うと思います。ロシアに行ったときに人々の生活の中に芸術が根付いてるなっていうのを実感しました。
柳本:特に学生はとっつきにくいイメージがありますよね。日本ではバレエって凄く高そうなイメージがあって、一部の人しか見たことがないと思います。でもロシアだと、それこそ仕事帰りとか、デートとかふらっと立ち寄って見てました。もう学生なんかは200円ぐらいで見れてて。
柳本:凄いですよね。日常というか当たり前というか。国が推奨しているみたいなところがあって面白いなと思いました。その中で芸術に触れていると、心に余裕が生まれてるなっていうのをすごく感じました。もっと日本もそういうふうにイメージが変わればいいなっていうのは思っています。
柳本:そうですね。留学経験を通してロシアと日本の文化の違いに気づけました。けれどバレエ以外の国際社会のことは全く知らないことに気づいて、大学で国際文化に関して幅広くアプローチできる場所で学んでいきたいと思い、今の国際政治経済学部に入りました。
柳本:国際といってもこれをやりたいというものはなかったので色んな知識を身に着けたいと思っていたし、ロシア語も継続して勉強したかったです!
6 感情表明していきます!
柳本:ざっくりですが、その人の人生や夢に自分が関わっていきたい、応援していきたいなと思っています。例えば、それこそバレエでの経験で挫折をして、悔しいと思ったけれども、 やってきたことに対して全く後悔はしてないし、バレエをやってきたから、今の自分がいるなっていうのはすごく感じています。他の人にも人生の目標とか夢とかそういうのを見つけてもらって、それを自分が手伝えるような仕事をしたいです。
柳本:まさにそうです!帰ってきて、この後どうしようってすごく悩んでた時、親や高校の進路の先生方が相談に乗ってくれたのがすごい自分の励みになって、それに救われた経験がありました。今度は他の人に返していきたいなと思っています。
柳本:そのためには、ちゃんと私は人と話さなきゃダメだなって思っています。バレエという1つの舞台を作るにしても、舞台を成功させるっていうゴールがあるから、みんなもうやる気があるんです。でも高校の文化祭とかでリーダーをしていて、仲間の熱量が全く違うことがありました。
柳本:私は結局そこで、自分が頑張ろうかなって思っちゃうタイプだったんですね。その人たちとうまくやっていこうとか、 目標認識をクラスで合わせようとか、そういうことが上手くできませんでした。だから今はその人たちがどう考えてるのか、ちゃんと会話をしてコミュニケーションを取れるように意識してます。
柳本:あと、もう1個意識していることは、 自分の感情をちゃんと出して、考えを周りに表明していくっていうところ。これは学生をまとめるようなバイトの立場になり気づいたことです。論理も大事だけど、感情がすごく大事だなっていうのに気づきました。
柳本:それまでは仕事もちゃんと丁寧に後輩に教えて、怒らず、仕事をしっかりこなせていたと思うのですが、いまいち一体感に書けるなっていうのはすごい感じていました。社員の方と話した際に、「心の中の熱い思いを出していいんじゃないですか」というふうに言われました。
柳本:そうなんです。だから目標共有はかなり大事にしています。例えば、バイトで今日はこの料理何食売ろうとか、地区1位取ろうとか。そういうことを沢山周りに言って、周りの士気を高められるように考えています!
7 記事を読んでくれたあなたへ
柳本:一人ひとりが人生のビジョンや夢を持っているキャリツク生と関わることができ、刺激的で新鮮な毎日にわくわくしています!私は入ってまだ日が浅いのでこれからもっともっと多くの人と関わり、活動していきたいと思っています!みなさんぜひ1on1で一緒にお話してください!これからもよろしくお願いします!