先生として私に出来ること
格差を乗り越えて幸せになる未来を切り開いていく力を身に付けさせたい。
そのためには自分の力を信じる事が出来なければダメだと思う。
では、自分の力を信じられる様にするために、私が出来ることは何か。
①知識、思考力、判断力をつけさせる
授業でジェンダーや賃金格差について教え、実情を理解させる。
知った上で、どうしたら良いのか考える思考力や判断力、知識を身に付けさせる。
自分で考えて答えを導き出し、自分はこうするという判断力が無ければ、自分の蓄えた知識を実生活で応用できないと思う。
自分で考えて、判断するためにはどうするのかと言えば、考える枠組み(物差し)を身に付ける必要が有る。
じゃあ、その枠組みを身につけるにはどうしたら良いのか?
教養を身につけることだ。
専門知識だけで、教養がなければ多面的な考え方が出来ない=思考が凝り固まる、と私は思っている。
知は力なりとは、本当だと実感している。
②生徒が成長していく事を信じる
①に加えて、その子が成長して行くのを信じて待つというのが大切だと確信している。
自分の力を信じられる様に、まず私が信じてあげる。
自分の力を信じて貰えないと無気力になる。
私の家がそうであった。お前なんかに出来るかと言われて大人になった今でも傷付いた。
悔しくて泣いた。
だから、生徒にはそんな思いをさせないように成長する力を信じて、知識を授けたい。
それに、自分を変えたい、成長したいと思ってるのは生徒自身。その子達を信じて待っていたら、実際に半年から1年でどんどん成長して行った。
人から寄せられる信頼はとても力になるんだと、目の当たりにした。
結果が出るのは、今の子達が子供を育てる世代になる20年後。
今の生徒達に教えた知識が20年後の常識になるんだと、大学で教わった。
だから、20年後の日本がもっと生きやすい社会になるように、今私が頑張るんだ。