見出し画像

逆パワハラという言葉がある。部下から「コロス(ケ)!」と言われた経験はありますか?

世の中には〇〇ハラという言葉が蔓延している。

セクハラ、パワハラ、マタハラ、パタハラ、スメハラ…書き始めたらキリがない。

その中でも認知度の高いパワハラ。

パワハラとは基本的に上司から部下にするものなのだが、部下から上司へのパワハラのことを「逆パワハラ」というらしい。

この逆パワハラ、私はここ1か月で3件も経験している。

私は中間管理職のサラリーマンだ。

部下は女性ばかりで数人いる。

今回は私が受けている逆パワハラについて紹介したい。

※おふざけ記事です。


①暴言事件

部下のIさんは30代前半の女性だ。

超がつくほど仕事ができる子で、私が日々ぼけーっとしていられるのはIさんのおかげと言っても過言ではない。

公私ともに仲良くしており、仕事終わりでは飲みに行ったり、数か月に一度私の家でバーベキューしていたりする仲だ。

そしてIさんは私に対して、敬語:タメ口=5:5の変な日本語を使ってくる。

そんなIさんK君と先日事務所で話していた。

K君は超イケメンで細マッチョである。

私とは付き合いが長く、気を許している数少ない男性の後輩だ。

IさんからみてもK君は後輩にあたる。

Iさんは後輩に優しい。



私「K君、ほっそいな!鶏ガラみたいやな!」

K君「僕太りたくても太れないんですよねー。」









Iさん「なんでK君にそんなこと言うの!それならあなたは豚でしょ!!」



私が最近少し太ったからといって、上司に対して豚とは・・・!

そして鶏ガラと豚ではあまりに釣り合いが取れていない。


②二の腕事件

先ほど紹介したIさん。

ある事情で二の腕の脂肪を落としたいらしい。

ランチを食べているときしょっちゅう二の腕の話をしてきた。

Iさんは痩せているので、私はこれまでIさんの二の腕について気にもしたこともなかった。

それが毎日毎日二の腕の話を聞かされるのだ。

全く興味のない二の腕の話をだ。

念仏のように二の腕について聞かされるので、私の脳は二の腕に侵食されてきた。

道行く人の二の腕が勝手に目に飛び込んでくるようになったのだ。

一度そうなってしまうと会社でも二の腕に目が行くようになる。

Iさんはよくノースリーブの服を着る。

会社でIさんと話していると、私の目はIさんの二の腕にいってしまう。

Iさん「今、二の腕見たでしょ!」

私「あかん。二の腕中毒になってしもた。」

Iさん「キモッ!!」

私「誰のせいやと思ってんねん!」

Iさんとは別の部下に、Kさんという年上の女性がいる。

Kさんは私より10歳近く年上なのだが、めちゃくちゃ若い。

初対面の人に私より年下と言っても余裕で通じると思う。

おしとやかという言葉がぴったりの大人の女性である。

先日Iさん、Kさん、私でミーティングをしていた。

ミーティングが終わり、会議室から事務所に帰る時の話だ。

Iさんが先頭、その後ろにKさんと私で歩いていた。

Iさんはノースリーブの服を着ていた。

私はIさんの二の腕を見ていた。

Iさんの二の腕を見た後にKさんを見た。

私は目でKさんに訴えかけた。

(二の腕・・・)

Kさんも私が二の腕中毒になっていることを知っているからだ。

Kさんは私に目で訴えかけた。

(見るのやめなさいって!)

私はちょっと面白くなったので再度Iさんの二の腕を見て、Kさんに目で訴えかけた。


(二の腕!!😃)






ばちーん!!!




私の背中に衝撃が走った。

Kさんにぶん殴られたのだ。

あまりの音の大きさに前を歩いていたIさんが驚いた。

その瞬間、全てがバレた。





Iさん「キモッ!!キモ過ぎ!!!」



③命の危機

先日、取引先と商談をしていた。

当社側の参加者は先ほど紹介した、おしとやかな女性部下Kさんと私だ。

商談をしていると、たまにめんどくさいお願いをされる。

その日もめんどくさいお願いをされた。

めんどくさいお願いとはその仕事を誰がやってもいいのだか、少し時間のかかる仕事だ。

私はそんな仕事が大嫌いなのである。

そんな仕事をしたくないがために、管理職になったと言っても過言ではない。

取引先からその仕事を依頼されたとき、私はこう答えた。

私「大丈夫ですよ!やりますよ!」

あまりの爽やかな言い方に、Kさんは恐らくこう思った。

(みかんさんがやってくれるんだ!)

商談が終わる直前に私は取引先の前でこんなことを話した。






私「じゃ、Kさんその仕事よろしくね!」




ちゃぶ台返しである。

Kさんは一瞬固まってたぶんこう思った。

(お前がやらんのかい・・・!)

私はルンルンで事務所に戻った。

事務所に戻ってとどめの一言。






私「Kさん、あの仕事よろしくね🤗」







Kさん「コロス(ケ)!!!」


Kさんは絶対にそんな言葉を言わない人なので、周りのメンバーは固まった。

私が爆笑している姿を見て、周りのメンバーも理解したようだった。


さいごに

私は仕事にやりがいとか成長とか求めていないタイプです。

仕事なんて基本的にクソなことが多いです。

100回のうち99回はクソで1回はちょっと楽しいぐらいのものです。

仕事がクソなのだとしたら、少しでもクソじゃない環境を作った方がみんなの精神衛生上よかったりします。

私の中でクソじゃない環境とは、おもしろい環境です。

メンバー同士が仲が良く、みんなが笑える環境。

会社に行くのはめんどくさいんだけど、めちゃくちゃイヤなわけではないよねと、部下たちが思ってくれる環境。

管理職としては100点満点中10点の仕事ぶりなのですが、私の中では100点!(笑)



いいなと思ったら応援しよう!

FIREサラリーマン みかん🍊ブログ
こんな拙い文章を最後までお読みいただきありがとうございます!これからもサポートいただけるよう精進いたします!