妻との「会社辞めるよ!」飲み会。妻の凸凹な人生!
以前から私は会社辞めるよ!と記事に書いてきました。
少し前から妻は不安になったようで
「もう少し辞めるの遅らせたら?」と言ってくるようになりました。
私は「辞めたい!」
妻は「もう少し待って!」
この感情のぶつかり合い。
我が家はお互いの意見がぶつかるときは徹底的に話します。
9月13日19時。
「会社辞めるよ!」飲み会が開催されました。
妻の言い分・私の言い分
妻「いつ子どもができるか分からないのだから、もう少し待ってほしい。」
私「いつ子どもができるかなんて分からないのだから、もう少しがいつになるか分からないのが辛い。」
このお互いの言い分はどちらも感情の話なので平行線になりました。
私が「お金のことが心配なの?」と聞くと
妻は「お金じゃない!気持ちの問題。」と答える。
これだけで1時間が経過。
ふと話題を変えてみました。
私「あなた(妻)の人生って面白いよね。」
妻「なにが?」
私「だって凸凹の人生歩んでるじゃん。」
妻の人生
妻は26歳の時に私と結婚しました。
結婚式は90人ぐらいの人が来てくれ、新婚旅行はタヒチに行きました。
人生初の水上コテージで二人とも幸せいっぱい!
新婚旅行から帰ってきて数か月後、私が休職することに。
当時の妻は強さと優しさを兼ね備えた、キャリアウーマンだったのでこんなことを言ってくれました。
「私が仕事頑張るからあなたはゆっくり休んでね。」
休職中に私は毎日ウイスキーの700ml瓶を空けるアルコール依存症に。
さらにはスマホゲームに課金100万円。
課金がバレたとき、妻は激怒しました。怒りの余り涙を流していたことは今でも覚えています。
妻は離婚も考えたのですが、結婚式でたくさんの人が祝ってくれた手前、世間体を考えて結婚生活を続けることにしたそうです。
私は3か月ほど休職したのち、新規事業の部署に異動する形で復職。
この新しい部署が私の得意分野にうまくハマり復職後、私は仕事を楽しみながら結果を残しました。
会社でただ1人、業界最大手の会社に出向する権利も手にしました。
その間に私は休職したときのお金への恐怖心から投資を本格的に開始。
お金も順調に増えてきたあるとき、妻からこんな相談を受けました。
「もう仕事やってられない。会社辞めたい。」
妻には多大なる恩があるので
「辞めたいなら辞めたらいいじゃん。私が働いているから大丈夫だよ。」と言いました。
妻は仕事を辞めて次の会社に転職するまでの間、趣味だったクッキーを作ってインスタに投稿していました。
あるときインスタでこんなメッセージが妻に入りました。
「このクッキー売ってもらえませんか?」
クッキーを販売するには菓子製造許可がある作業場所が必要なので、妻はレンタルキッチンを借りてクッキーを作り始めました。
この間に妻の転職も決まり、妻は本業とクッキーの二足の草鞋を履くようになりました。
当時の妻は昼間は本業、仕事終わりと休みはクッキーと馬車馬のように働いてた記憶があります。
あるとき妻からこんな相談を受けました。
妻「クッキーの売上が本業を超えたから仕事辞めたい。」
私は「(あなた天才かよと思いながら)いいよ!」と言いました。
もう一つ相談を受けました。
妻「レンタルキッチン借りるの大変だから自宅でクッキーが作れるよう家を建てたい。」
無事家も建ち私たち夫婦は順調に進んでいました。
私と妻の仕事も順調、家も建てた、お金も順調に増えている、猫も元気。
妻にとって今の生活は本当に幸せみたいです。
そのタイミングで
仕事辞めたい!
結婚してからの妻の人生をグラフにするとこうなります。
ここまで話して妻にこんな質問をしました。
「夫婦で話題に上がるのってどの時期が多いかな?」
妻は少し悩んで
「幸福度が低いときの方が多い気がする(笑)」
私も同じことを思っていました。
人生が順調にいっているときって記憶に残らないんですね。
2人のどちらかに問題があって、苦労して2人で乗り越えた。
そんな時期の方が記憶に残っていますし「あの時こうだったよねー。」と2人の会話に出る頻度が多くなります。
ここで気持ちをぶつけてみました。
妻「分かったって!もう私も腹くくったから好きにして!!」
こうして私の会社辞めるよ!は妻の理解を得られたのでした(笑)
夫婦で何か問題が起きるとその都度徹底的に話す。
結局はどちらかが折れることになるのだけど、100%ではないにしてもお互いが納得した答えを出す。
リスクばかりの人生でリスクを軽減するには、一番身近な人間関係をいかに良好にするか。
そんなことが大切に感じた経験でした。
後日談
この話が終わってからも私は「本当に辞めていいのか・・・?」と自問自答して妻に相談しました。
妻「え?辞めたらいいじゃん。なに今更迷ってるの?」
仕事で嫌なことがあって妻に相談すると、
妻「そんな会社早く辞めなよ!」
妻は一度決めたら迷わないのが最高にすごいところです。
夫婦は足りない部分を補い合うのかもしれませんね!
おしまい!