サラリーマンとして無能な私は投資に逃げた。脱力系の人生戦略。
私が投資をする理由なんてひとつだ。
自分がサラリーマンとして無能なことが、嫌というほどわかっているからだ。
※この記事は昨日飲んでいた、転職した元部下Aさんと話していた内容です。
楽しすぎで酔いが回りまくっていたので記事で補足!(笑)
最近は投資人口も増えてきましたが、少し前までは一部の人だけがやっていました。
投資家のイメージとしては、ギャンブラー、頭がいい人、金持ちなんていろいろあります。
新NISAが今年から始まり、投資はより身近な存在になりました。
NISA口座は2300万口座も開設されているのだとか。
増えたとはいえ、日本全体から見れば、まだまだ少数派といったところでしょうか。
この投資なのですが、サラリーマンとして無能な人間ほどした方がいいと思うのです。
無能ほど投資をした方がいい理由
サラリーマンとして優秀な人は、別に投資なんかしなくてもいいです。
だって、労働者としてどれだけでもお金を稼げるので。
キャリアをしっかり考えながら、転職して市場価値をあげて毎年年収アップしたらいいのですから。
そんな人は努力家で真面目なので、自分の稼ぐ力が複利のように膨らみ続けます。
※複利のイメージ。難しいことは考えずに時間の経過とともに雪だるま式に資産や能力が増えると考えてください。
それに対して私のような無能は人間はどうでしょうか。
無能な人間はどこかで帳尻を合わせる必要が出てきます。
競争社会でみんながマラソンコースを走り続けている中、1人だけ近所の公園で散歩しているのですから。
その帳尻合わせは
早期退職の肩たたきかもしれません。
これまでいびっていた後輩が上司になる瞬間かもしれません。
閑職への異動かもしれません。
そんな事例なんてサラリーマンをやっていて嫌と言うほど見てきました。
毎日毎日のちょっとした努力の差は、10年20年と時間がたてばたつほど大きな差になります。
これも複利と同じで私のような脱力系人間と、毎日少しずつ努力をする全力系人間では、サラリーマンとしての能力の差がとてつもなく大きくなります。
※小さな積み重ねが大きな変化になることを書いた記事です。
脱力系人間には金融資本をリスクにさらす必要がある
このようなリスクをしっかり認識したうえで、それでも脱力系の道を進みたいあなた。
私のことですね。
それならばリスクを取らねばなりません。
稼ぐ力という人的資本に対してリスクを取らないということは、他の部分でリスクを取る必要があるわけですね。
一番ラクなのは金融資本でしょう。
金融資本とはお金です。
貯蓄0世帯を含む年代別資産の平均値・中央値です。
平均値より中央値の方が実態に近いので、中央値を見てください。
自分の年齢に照らし合わせてください。
どうでしたか?
私はこの数字を見てとんでもなく驚きました。
世の中のほとんどの人は、お金があればあるだけ使うわけですね。
脱力系を極めるにはここがポイントです。
多くの人が人的資本を高めながら金を使いまくる。
脱力系のあなたは人的資本の高まりは望めないので、周りに流されず金はプールする。
その金を投資に回す。
過去の投資環境で考えれば、年間5%の利回りは余裕です。
直近15年のS&P500の平均リターンは約12%です。
これとんでもない数字ですからね。
毎月5万を20年間S&P500に投資したら、元本1200万円が4946万円になるということです。
もちろんこれは過去の実績ですので、未来はどうなるかは分かりません。
ただ、現金で持っていてもインフレで結局目減りするので私は投資に回しています。
※インフレの概念はサラリーマンにとってのExcelスキルぐらい重要です。こちらの記事をご確認ください。
こんなことを書きながらも、憧れている生き方
こんなことをえらっそーに書いている私ですが、刹那的な生き方にあこがれています。
私の周りにも今が楽しければそれでいい!と推し活などの趣味にお金を注ぎ込んでいる人たちがいます。
本当はお金のことなんて気にせず、今を全力で楽しむ!と生きれたらどれだけいいか。
生き方に正解はないので脱力系も良し!刹那的も良し!
違うからこそ魅力的に感じるのだろうなと思いました。
おしまい!