カリヨンメソッドとは・・・
絵本にオリジナルのメロディーや歌をつけた『音楽絵本』を「ウタウ」「ツクル」「アソブ」「エンジル」の4つの分野にテーマを分けて、それぞれの内容でレッスンを行い1冊の絵本を1か月でいろいろな方向から感じてみようというものです。
これは五感を育てるということを目的とします。絵本に音楽を付けることで想像力をより膨らませます。そして、その絵本の内容を自分自身で感じることで幼少の時期に必要な感じる力、想像力、達成感を味わうことにつながります。
この内容や流れを「カリヨンメソッド」として確立しました。
「ウタウ」(歌う)音楽的要素絵本に出てくる主人公、季節、もの、などから関連する歌をうたう。
テーマが春の絵本なら、花、鳥、風の歌など、簡単なあそびうたを入れて表現あそびにつなげたり、レッスンの導入に繋げたりする。
単に「うたう」のではなくて、主人公になってそのものを想像して歌うことが何よりも大切です。物語に出てきたときの気持ちや、歌詞に現れた意味を味わいながら歌うことで表現力も養われていきます。
参照:レッスンマガジンの🎼マークはウタウをテーマにしています。
「ツクル」(作る)美術的要素
絵本に出てくるものを描いてみる。作ってみる。
絵本に出てくる色を絵の具を使って作ってみる。
絵本に出てくる音を真似て、手作り楽器を作る。自分の好きな音を作る。
いつも読んでいる絵本の中にあるものを、実際に作ってみることが「もっとこうしてみよう」という自発性を育てて行きます。また、できることとできないこと、もっとうまくやるにどうしたらいいのかを考え受け身ではなく、自分で知るということを学んでいきます。
参照:レッスンマガジンの🖍はツクルをテーマにしています。
アソブ(遊ぶ) 遊び的要素
絵本に出てくるもので遊んでみる。発見してみる。
ダンボールで作ったもので影絵をしてみる、落ち葉を貼り付けておめんにしてみる。落ちている石を拾ってきて絵を描いてみる。
たとえば、みんなで公園に行ったとき、ジャングルジム、砂場、滑り台などの遊具がないと遊べないわけではありません。「うちには遊具がありません。でも葉っぱはたくさん落ちています」というなら、それを使って遊びましょう。絵本に出てくるものの本物を見たときのインパクトを子どもたちは良く覚えています。
参照:レッスンマガジンの⚽️はアソブをテーマにしています。
エンジル(演じる)演劇的要素
絵本の登場人物になりきる。
雲の上にいく、海の底へ自転車に乗って行く、空をとぶ・・などの状況を頭で想像しながら活動できるような小道具を渡す。
実際そこへ行ったような即興劇を行う。
「お話の世界のこと」とわかっていながらも本気で遊ぶ「ごっこ遊び」が、この時期の子どもたちにはとても大切で「もしかしたら〜かもしれない」と思うことが、子どもの想像力や新しい発展的なことを考えることにつながっていきます。
参照:レッスンマガジンの🤡はエンジルをテーマにしています。
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