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「受験対策!学科試験のポイント」 Part1

オンラインサロンメンバーのふるたです。キャリコン・サロン・ジャパンでは、キャリアコンサルタント試験の受験生支援を実施しております。今回は、学科試験のポイントをいくつかご紹介します。
なお、キャリコン・サロン・ジャパンのメンバーも同じテーマで投稿しておりますので、それぞれの投稿を読んで、参考にしてください。
学科試験の対策として、大事なポイントを下記の3つに絞って解説します。
「勉強の習慣化」「過去問中心の学習」「統計問題・理論家の問題」
これらはあくまでも個人的見解ですので、絶対の正解ではありません。自分に合った内容のみ取り入れて欲しいと思います。

「ポイント1 勉強の習慣化」

学科試験の対策ですが、合格に必要な勉強方法や時間などは個人差が大きいです。社会人になってから各種の資格試験を合格している人にとっては、さほどハードルは高くありませんが、社会人になってから10年以上、資格試験の勉強はしてこなかったという人にとっては、とてもハードルが高いものになるでしょう。
そのような状況の中で、受験生全員にとって大切なのは、学習の習慣化です。まずは毎日30分や1時間など学習の習慣化をしましょう。ただし、学習の習慣がない人がいきなり毎日2時間、3時間という高い負荷をかけると三日坊主で挫折する可能性が高いです。スモールスタートでいいので、まずは短時間でもいいので、習慣化を目指してください。
学習スタイルは朝型、夜型、毎日コツコツ型、週末集中型、昼休みの隙間時間型など受験生によって様々です。自分に合った習慣をまずは1週間続けてみてください。そして軌道修正しながらでもいいので2週間から3週間継続すれば、習慣化されると思います。
いつから始めるかという点については、これは受験生の状況次第です。この後に述べる過去問を解いた状況で合格が近い人は1ヶ月前からでも間に合うでしょうし、合格に相当な努力を要する人は2~3ヶ月前から出なければ間に合わないかもしれません。

「ポイント2 過去問中心の学習」

今さら言うまでもない学習方法ですが、やはり過去問中心の学習が王道です。過去問を何も見ずに初見で何点取れるかやってみましょう。そこが現状分析のスタートです。
50点以下:本気で学習しないとまずいと思います。知識が圧倒的に不足しているのか、知識はあるけれど解答の絞り込みがわからないのかなど、何か原因があるはずです。まずは得点できない原因を分析することから始めてください。
51点~70点以下:受験生の多くはこの点数ではないでしょうか。正しく学習すれば合格ラインに到達するはずです。複数年度の過去問を解くと、自分の得意な分野と苦手な分野があることに気づきます。まずは苦手な部分や、記憶の曖昧な部分を理解して、得点アップを目指しましょう。
70点以上:合格は近いです。油断せずに過去問を中心に学習を進めてください。
過去問を解いた後、正解部分と不正解部分を見比べると、どの分野が得意で、どの分野が苦手なのかがある程度わかると思います。人事系の仕事をしている人は労務関連の問題に強い、ハローワークで勤務している人は就職率など公的情報の問題に強いなどの特徴が現れることが多いです。自分が得意とする分野の学習は少なくていいので、自分に馴染みがない分野で毎年出題されている分野があればそこを中心に学習するなどの工夫は必要でしょう。
過去問は何周するかについてですが、最低でも2周から3周したいです。直近3年間から5年間分を繰り返しやれば十分ではないでしょうか。その際はただ解くのではなく、過去問を解決してくれているウェブサイトを見ながら、間違っている選択肢はどこが間違っているのかを確認する、記憶が曖昧な部分は覚え直すなどの方法を取れ入れながら復習していきます。

「ポイント3 統計問題・理論家の問題」

統計問題と理論家の問題は苦手とする人が多いです。どちらも暗記だから苦手という意識があるように思います。
統計問題についてですが、暗記が苦手な人は、ただ数字を覚えようとしても頭に入ってきません。細かい数字を暗記するのではなく、世の中全体のトレンドを掴むようにしましょう。例えば、コロナによって失業率が上がっているのかどうか、教育訓練にお金をかける企業が増えているのかどうか、など日々のニュースにも注目しましょう。世の中の動きを知っていると、見たことがない統計のグラフなどが出題されても対応できることがあります。
理論家の問題についてですが、正直、全ての理論家を覚えるのは不可能です。時間がいくらあっても足りません。それならば、スーパーやホランドなど養成講座のテキストにも出てくる超基本の理論家だけを覚えて、あとは捨てるのも一つです。過去問を解くとわかるのですが超基本の理論家だけわかっていれば、選択肢の絞り込みはある程度可能です。理論家の問題に限らず、出題頻度や配点が少なく、かつどうしても覚えられない分野については、捨てるという選択肢もありかと思います。

以上が学科試験対策のポイントとなります。あくまでも私個人の意見ですので、他のホルダーの意見も参考にして、自分なりの学習方法を確立していただき、受験生の皆様が合格されることを願っております。




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