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「受験対策!学科試験のポイント」 Part4

オンラインサロンメンバーのハマです。キャリアコンサルタントを目指す受験生支援のため、「学科試験対策」(論述・面接については別の場で)について投稿しますので、参考にしていただけたらと思います。

《はじめに》

キャリアコンサルタントになるための第一関門はこの学科試験です。対人支援や傾聴スキルがある程度備わっている方でも、この関門をクリアしなければスタートラインに立てません。
他の資格試験や学生時代を思い出し、謙虚かつ自信をもって取り組んでいきましょう。

《仕組み・概略を理解しよう》

①100分で4択のマークシート方式で全50 問
②35問(7割)の正当数で合格
ここまでは、言わずもがなですね!
意外と忘れがちなことは、『35/50 で良い』ということ。別に満点を目指さなくても合格できるということ。8割9割目指す方はもちろんよろしいかと思います。ただ、学生と違って限られた時間の中で勉強しなければならないという命題の中では、『35 点ギリギリで行こう』という開き直りの気持ちでなければ、その後の論述や面接試験の対策まで耐えられません。48 問正解でも誰からも褒めてもらえないのです。

《いつから勉強始めるの?》

これについては個人差・考えがあるため、経験談でいきます。私の場合は、4ヶ月前からボチボチ始動したという感じです。多分その前後で養成講座の履修がありますから、モチベーションを維持するためにはちょうどよい時期ではないでしょうか?意地悪な先輩キャリコンは「もう始めるの?」とか「そんなに早く始めたら忘れちゃうよ!」などと勝手なことを叫んできますが、強い意志をもって始めて下さい。

《何から始めるの?》

常に勉強している方は別にして、久しぶりのお勉強で「何から手を付けて良いかわからな~い」という方が大半ではないかと推察します。
まずは、「キャリアコンサルタント試験の試験科目及びその範囲並びにその細目」
https://www.jcda-careerex.org/files/requirements/66file_15876275291.pdf(JCDAより)
https://www.career-shiken.org/wordpress/wp-content/uploads/2019/12/past-03.pdf(キャリ協より)
ここを必ず読んで理解することが必要かつ必須となります。
意気込みも十分、試験範囲も理解、さて、何から手を付けましょうか?
そうなんです、ここで過去問の登場となります。まずは各HPにアップされている直近3回の問題をプリントアウトしましょう。(プリンター環境がない方は閲覧のみということで)
「はは~こんな問題なのか」「これは知らない事ばかりでキビチイ」「普段やっている仕事に関連していて何とかなるぞ」「この外国人ってだ~れ?」いろいろ様々ですよね。
ここからは、自分が良いと判断した方法・順番を選択して下さい。一例を列挙します。
1stステップ:初見でまずはやってみて、自分の実力を知る。
  スタンダードですね!多くの先輩方が薦めています。→
 ここでショックを受ける方と、自信を持つ方に分かれます。
〔ショックを受けた場合〕
そうです。できるわけないのです。だから勉強するのです。あなたはごく普通の人です。
〔自信を持った場合〕
Good job!!勝って驕らず。油断せずに精進してください。
2ndステップ:自分の強みと弱みを知る。
 強みとは、、、対策本やアンチョコを見なくても正解してしまう。
 弱みとは、、、さっぱり見当もつかない。何のこと???
3rdステップ:どの分野が苦手なの??
 理論家、統計、法令、多様性、キャリコン倫理、能力開発等々等々...
ここまでで自分が把握できたならば、次は?

《過去問は何回こなすの?どういう風にやるの?》

直近3回以前のものは、有料版か自分のネットワーク内で所有している方が必ずいますから、上手に入手してくださいね。これを入手できないと、ちょっと不利かな??
・第1回から全部2~3回こなす。
・直近12~15回分くらいをひたすらこなす。
・8~9割になるまで繰り返す。
自分に合った方法を見つけてください。ちなみに私が採用したやり方は、
過去15回分の問題をプリントアウトし、自分用の解答用紙※をエクセルで作成して、95%以上になるまでひたすら繰り返しました。
※A4に単純なマス目の空欄で、縦軸に問題番号、横軸には実施回を記入できるようにして、複数回、それも相当な数を記入できるものです。空欄に正答を記載して採点し、問題用紙には〇を付けませんでした。 何回も使用できるようにするため。→結果的には、10周以上はやったのではないでしょうか?

《ここからが大切です》

①常に正解
②しょっちゅう不正解
③半々
大雑把にこんな感じで見えてきますが、①はほぼ気にかけず時々再確認する程度です。問題は②③、これも多くの先輩が言っていますが、間違った問題は「なぜ間違ったのか?」「そもそも理解していない」「うろ覚え」「勘違い」いずれにしても、ノートに書き出してしょっちゅう見れるように、または学生時代に使った単語帳に記入して常に目に触れるようにしましょう。
たとえば、、、シュロスバーグの4Sがなかなか覚えられない、いつも引っかかる、「シュロスバーグ/状況・自己・支援・戦略」などは念仏のように「シュロス状況自己支援戦略」に唱えましょう。
「ジョージエンセン」などの語呂合わせも有効ですね。

《意外と間違うこと》

実は結構早とちりで間違えたため、最後の最後まで慎重にやってたことがあります。
4択の「正しいもの」「最も適切なもの」「適切なもの」「誤っているもの」「最も不適切なもの」「不適切なもの」この6種類がうまくちりばめられています。
私がハマったのが、「誤っているもの」を選んでいるつもりが「正しいもの」をついついチョイスしたり、逆もありでした。
解決策は実に簡単です。問題を読んだら一番最初にこの6種ワードに正しい・適切なら〇、誤り・不適切は×を大きく付けましょう!最初はこれをやらなかったために、よくハマってため息をついていましたが、すぐに解決できました。

《最後に》

冒頭にも触れましたが、張り切って満点を目指さない(方が得策!)聞いたことのない理論家は捨てる(方が得策!)捨て問になってしまうことに躊躇しない(方が得策!)決して断言はしませんが。。。
また、私はやりませんでしたが「2級キャリアコンサルティング技能士」の過去問演習も有効だと聞いています。余裕がある方は試してみるのも良いでしょう。
「書いて覚える」ことにより、論述を「書く」にも確実につながってきます。われわれは今、こうやってキーボードに毎日向かっているわけで、鉛筆やシャープペンシルで文字を書くことから離れてしまっています。消しゴムなんて必要のない世界にいます。でも、確実に自分の文字で書き起こすことで記憶の引き出しを作っていくことができると感じました。
「学科試験対策」としてお役に立てたでしょうか?経験談が多いため、ご自分の考えで取捨選択が必要となるかもしれませんが、少しでも参考となれば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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