カーギルジャパン合同会社の年収・年俸(給与明細アリ)とwikiより詳しい各種まとめ!カーギル社の採用情報、取扱商品、新卒や転職中途採用の評判や闇についても全解説。
調べても出てくる情報があまりにも少ない謎の会社「カーギルジャパン合同会社」。
普段の生活で名前を聞くことは少ないですが、
などは
「カーギル社」の存在を知る機会があった人は
「こんな会社があったのか・・・」と非常に驚いたことでしょう。
というのは
という、
なんとも凄まじい会社がカーギル社なのです。
だからこそ
カーギル社への就職・転職や
給与水準に興味を持った人も少なくないことでしょう。
実際、
日本には「カーギルジャパン合同会社」という
アメリカ合衆国にあるカーギル社本社の子会社が存在し、
日本でもビジネスを行っているため、就職することは可能です。
しかしながら
そのあまりの情報の少なさに、
と思ってしまった方も多いのではないでしょうか。
そこで実際にカーギル社で働いていた経験を元に、wikiよりも詳しく
についてまとめてみました。
特に記事の最後では、主に転職希望の方のために、カーギル社での実際の初年度給与明細や転職時に内定を貰うコツも特別に公開していますので、ぜひ最後まで読み進めてみてください!
※この記事はあくまで個人の解釈です。認識違いや記憶違いなどによる間違った情報である可能性もご理解ご認識の上お読み進めください。
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カーギル社は世界一の商社!カーギル社の闇がやばいというのは本当?
「カーギル社とはどんな会社?」と調べると「穀物メジャー」「食糧系のコングロマリット」など出てきますが、端的に言えば「大手食糧商社」です。
しかしながらその規模は群を抜いており、2022年度決算で発表された売り上げは1650億ドル(=24.7兆円)。
これは日本のすべての総合商社の売上高を上回っています。
意外と知られていませんが、実はカーギル社は三菱商事や伊藤忠商事よりも売上が大きいやばい会社なんですね。
しかし真にカーギル社のやばいところは、その事業規模を食糧を中心とした事業から叩き出しているということです。
そう、カーギル社は食糧専門商社であり、総合商社ではないのです。
専門性が高いと言うことは、その業界への影響力が大きいと言うこと。実際、カーギル社の方針次第で、世界中の農産物の価格が大きく変動するとまで言われています。
そのような背景もあってか、アメリカ合衆国政府の高官にはカーギル社出身の人物が常に在籍していると言われており、これはアメリカ政府がカーギル社のことを非常に重視しているからだと言われています。
このことからも「カーギルはやばい。世界の闇の支配者だ」と冗談混じりに言われたりすることもあります。
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カーギル社はアグリビジネスで世界中に進出している穀物メジャー!進出国はどこ?タイ、ベトナム、インドネシア、ロシア、ウクライナ、中国では何をしている?
先ほど「カーギル社は食糧専門商社」と書きましたが、正確には食糧以外も扱っています。
元々は穀物事業から始まり、そこから派生して穀物の取引・加工のほか肥料,種子開発,製鉄,製塩、畜産、食糧輸送のための船舶ビジネス、その資産を活用した金融ビジネスと事業を拡大しているからです。
とはいえ、そのビジネスの大半はアグリビジネス、つまり農業に関連する事業であることには変わりありません。
そしてカーギル社は世界の大半の国に進出してアグリビジネスを行っており、日本のニュースで耳にするだけでも以下のような進出国があります。
これは日本のメディア報道等で確認できる事例ですので、世界の大半が進出国と言われるカーギルの事例は、こんなものではなくまだまだたくさんあります(元社員として色々なことを知っていますが、勤務中に知り得た情報は書けないのであくまで検索して見つけたもののみを書いています)
なお、カーギル社のような「穀物から事業を始めて食糧業界に多大な影響を及ぼしている国際的な穀物商社」のことを穀物メジャーと呼びますが、世界的には以下の5社を五大穀物メジャーと呼んだりもします。
しかしながら、カーギル社の名前を知っている人たちですら、「カーギル社の名前以外は聞いたことない」という方がほとんどではないでしょうか?
それはおそらく
と言ったところでしょう。
実際五大穀物メジャーの日本法人の従業員数をネットで調べたところ、以下の通りでした。
こういった背景もあり、穀物メジャーの日本法人の求人を探してもカーギルジャパン合同会社以外はほぼ見つからないでしょうし、新卒採用や中途採用(転職)のための評判を調べようとしても社員数が少ない以上情報が出てこないでしょうから、「穀物メジャーに就職をしたい」と思う方のほとんどがカーギルジャパン合同会社のみを考えているのかもしれません。
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カーギルジャパン合同会社はどんな会社?東食って何?事業内容や会社概要は?
カーギルジャパン合同会社はカーギルジャパンの日本法人です。
ちょっと分かりにくいのですが、成り立ちの背景は端的に言うとこんな感じです。
別にそんな背景どうでもいいじゃん、と思うかもしれませんが、実はこの背景を知った上で面接に臨むことで、採用面接で内定を勝ち取れる可能性が大きく上がります(超重要:採用関連の項目で後述します)
カーギルジャパン合同会社の社長は石井竜男さんです。Googleの予測変換では「社長」「役員」などと調べると併せて「佐々木」とも出てきますが、これは以前の社長の佐々木弘人さんのことです。現在の社長ではありません。
扱い製品が食糧や食糧原料であること以外は、事業内容はTHE商社という感じです。海外で食糧や食品原料の生産拠点を見つけ、もしくは育て上げ、そこから買い付けたものを日本に輸入し、日本のお客様に納品して差益で儲けるというのが基本的な形になります。
事業規模の観点からも他商社と比べて取り扱い量が膨大な製品も多く、その分他社と比べて価格競争力が高い印象です。
なおもし商社の業務についてよく分かっていない人は、まずは五大商社について調べるなどして大まかに理解すると、カーギルジャパン合同会社での業務内容も理解できると思います。
ただ1点、日系の総合商社と大きく違うところは、カーギルジャパン合同会社は米国カーギル社の日本支社であるということです。
それに伴い、日系の大手総合商社では海外支社への転勤が多くありますが、カーギルジャパン合同会社では海外支社への転勤は非常に少ないです。
外資系というと「本社や海外支社に転勤できるのでは?」と勘違いする方も多いのですが、あくまで日本で事業を行うための日本支社ですので、拠点は基本的には東京になります(事業内容によって海外拠点に駐在されている方もいますが、日系商社ほど多くありません)
従って、海外に行くのは出張ベースが多いです。どれくらい行くのかは部署や事業内容によりけりですが、私がいた時は会社全体の雰囲気として行きたい人は多く行けるし、行きたくない人は極力行く回数を減らせるような、非常に融通のきく社風ではありました。
同様に五大商社のような事業投資業務も多くありません。海外で工場を買収する、現地に法人を設立する・・・といった業務は本社が行なっているからです。
逆を言えばそれ以外はTHE皆さんがイメージする商社、という感じです。
カーギルジャパン合同会社で働いてみてどういう印象だった?評判はよかった?採用大学は?
会社の評判について元内部の人間なのでなんとも言えませんが、私個人としては働いてみて凄くいい会社だなと思いました。
上記全て含め、仕事がある程度できる人にとっては非常に過ごしやすい会社だと思います。
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カーギルジャパン合同会社の年収や年俸、平均年収は?ボーナスやインセンティブはあるの?新卒募集はしている?中途採用で転職したい際に何を話せば面接官の琴線に刺さる?転職時に使える裏ワザは?
ここからは
を社内的に出して問題ない範囲で赤裸々に公開していきます。
なお私が営業職(=いわゆる商社マン職)でしたので、経理や法務などの管理部門についての情報は少ないことはご理解ください。
とはいえ、特に転職希望の方にとっては「これは面接時に知っているべき」というのを元社員目線で共有しますので、dodaやopenwork, indeedなどでは知ることのできない情報を得られるという意味で非常に価値のある情報だと思います。
【年収】カーギルジャパン合同会社の元従業員である私の実際の年俸
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