尾道で出会った、デニムのストーリーを売る「ONOMICHI DENIM PROJECT」が最高すぎる
こんばんは。スガワラです。
車での旅も5日目に突入しました。現在は広島県の尾道市に宿泊しております。
尾道のコインパーキングに車を駐めた眼の前に、ジーパンがズラッと並んでる店を発見しました。急いで宿でチェックインを済ませて、カメラを持ってダッシュで向かいました。
その名も、「ONOMICHI DENIM PROJECT」
外から見えた大量のデニムは、すべてユーズドのデニム。
ここのおもしろいのが、並んでいるデニムのタグに、値段の他にもそれぞれ異なる職種が書いてあるんです。
それについて聞いてみると、このデニムたちは、実際に尾道で働いている方々に1年間で2本のデニムを履いてもらって作ったものとのこと。
タグに書いている職種は、それぞれ1年間デニムを履いていた方のお仕事。
それぞれの職種によって色の落ち方、生地の傷み方が全く異なっているのがめちゃくちゃおもしろかった。
例えば、「建設業」のタグがついた方のデニムは塗料やら何やらがついていてめちゃくちゃ汚い。作業中にデニムで手を拭いたりいしてたことで汚れてしまったようだ。
もう1つ例を出すと、「棺職人」のタグがついたデニムは、太ももの前のほうだけが集中的に色落ちしているし、生地が傷んでいる。棺職人の方は、棺を運ぶ段階で太ももで棺を支えることが多いため、太ももだけ傷むようだ。
こんな調子で、ただの色落ちやダメージが入った「いい感じのデニム」に加えて、「個人のストーリーを感じるデニム」が売られている。
購入した方から、履いていた人に会いたいとの要望があったらしく、元の持ち主に会いに行くみたいなこともあるんだそうな。
最高すぎません?
ただ、ストーリーが刻まれたデニムは30,000くらいが基本で、貧民の僕には手が出せません。ですが。ストーリーを刻む前の、まっさらな状態のデニムは18,000円とのことだったので、即決で買っちゃいました。笑
このデニムを購入する際、追加で1,000円を支払えば、ONOMICHI DENIM PROJECTへの参加権が与えられるとのこと。何かって言うと、購入したデニムがいい感じに色が作られてきた段階で、店に申し出れば査定して店頭に並べてくれるらしい。売上額の70%が自分の元に入ってくる仕組み。
こういうの大好きなので、迷わず参加権も一緒に購入しました。
(シリアルナンバーのスタンプを押す際、1回めが薄すぎたので2回押しました。これもストーリーなので良しとします。)
旅の残り期間でガシガシ履いていくつもりなので、これからどんな色を出していくのかがとても楽しみです。
尾道にいらした際は是非とも覗いてみてください〜!!