着用動作だけでなく所作に目を向ける
carewill Wednesday 広報です。
目下、取材記事やパートナーズセッションの記事をあぁでもないこうでもないと書き綴っている今日この頃。
先日の取材でとても印象に残る言葉があったので(ネタバレしないと言っていましたがこれだけは…)書きます。
carewillの服作りで、着脱動作や整える動作への負担については素人の私も自分だったらどうかしらと考えてきました。一方で、その服が糸くずがつきやすいとか、ペットの毛がつきやすい、色みと比べても付着物が目立ちやすいということはあまり気にしていませんでした。お恥ずかしながら。ただ、その方は、服のどこかについた糸くずやペットの毛やゴミを取る動作にも、可動域に制限がある方や、痛みをお持ちの方は苦痛である。だから、あのサンプルに使われていた素材はとてもいいと思った、というご感想をくださいました。
伸縮がしやすいから、着脱動作に負荷をかけにくい、だけではなくて、着ている間ずっと寄り添うという中にはそんな意味もあるのだな…と改めて気づかされた次第です。
ちなみに、目下の私のプライベートでの服へのお悩みは、子どもの発表会の衣装のムシと、それによるほかの箇所のシワやヨレの調整です。ムシは10個くらいなら30分で終わりますが、着て、動き回って、汗をかいて、舞って、その先にシルエットの変化が見えてきますし、普段はレッスン終了とともに脱いで畳んだ状態で持ち帰るので、その変化がわからず、リハーサルの控え室で「あぁっ!」と気づいて子どもの先輩たちにあなたならどうやってこの部分のシルエットをなおされるかしら?などと問いを投げかけながら、試行錯誤しています。ムシをとめる作業も、親がやるより子どもたち同士で助け合ってやるほうが早くて。慣れというよりは、長年積み重ねられてきた暗黙の知が、脈々と受け継がれているように感じました。
ちなみに、バレエ衣装の肩がゆるいときは、ちゃちゃっと縫って丈をジャストサイズにしてしまいます。そんな、ちゃちゃっとカスタマイズ機能がcarewillにも(カスタムオーダーの一部にはなるかと思いますが)あると、carewillが寄り添える方が増えていくかしら。昔、抱っこひもスリングでそんなサービスがあったなぁ、と思いながら徒然なるままに。
では、取材記事執筆の現場に戻ります。
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