Care's World NEWS LETTER
スタッフコラム
「一月往ぬる,二月逃げる,三月去る」とはよく言ったもので、
あっという間に2月も下旬となりましたね。
皆様いかがお過ごしでしょうか?
Care’s World事務局 玉井です。
これから、不定期ではありますが
NEWS LETTERの中でコラムを書かせて頂きます。
鹿児島県霧島市在住で
病院勤務後、「もっと元気な時から街の中で人と関わり、人生の最期までイキイキと輝く瞬間をつくりたい」という想いで、
昨年秋からobama villageでコミュニティマネージャー(※1)として働いています。
Obama villageとは
「新しい村をつくる」がコンセプトで、
これからの暮らしのヒントは昔ながらの村の営み、人との繋がりや、自然の豊かさにあるのではないかという思いから生まれました。
隼人町小浜という人口600人の集落の中にあり、
7つのオフィスと、7つの店舗(※2)があるコミュニティビレッジです。
ケアし、ケアされ生きていく
地域の方から頂いた、箱いっぱいのシルクスイートという品種のお芋。
1ヶ月干して、寝かせた後に食べるともっと美味しくなるということで、
KIOSK(売店)の脇に干していました。
その後数日お休みを頂いていて、
「さぁ、芋は元気かな?」と見てみたら、
あれ?干されてない?
すると、後日いつもお世話になっている村民の方から、
「あそこは西陽が入るとこだからね、陰干ししといたよ」と…!
近くの軒下に、干し直して下さっていたのです。
確かに西陽当たるとこだったなぁ…!と、自分の考えのなさに失望しつつ、改めて、周りの方々に感謝した出来事でした。
後日、「おかげさまで美味しい焼き芋が出来ました」とお礼に伺うと、
ワハハと笑いながら
「まぁ、私もいつまで芋が作れるかは分かんないけど、
その時はよろしくね。頑張ってね!」と仰って下さいました。
地域の中で、共に暮らすということ。
ケアし、ケアされ生きていくって、こういうことの積み重ねなのかもしれないな、と思った瞬間でした。
とはいえ、今はまだ皆さんに助けてもらってばかりなので、別のカタチで恩返ししていけるように、頑張りたいと思います。
終わりに
立春を迎え、梅の花が咲き始めましたね。
春の気配を感じたと思ったら、急に寒くなったりと、体調を崩しやすい時期でもあります。
インフルエンザなども流行っていますので、
皆様どうぞ日々健やかに過ごせますように。
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