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臨地実習を全力でサポート・お助けするハンドブック!

看護学生にとって,一番大変なのは「臨地実習」ではないでしょうか。
看護過程を現実の場で学ぶことに加え,緊張する臨床現場での患者さんとのコミュニケーションや実習指導者との関係の取り方,カンファレンスへの参加やレポート作成など,経験のない学生さんには負担と感じられることが多くあります。そのため,ネットやSNS上には「実習がつらい・キツイ」という言葉がよくみられます。
しかし,せっかくの「実習」。できれば,楽しく実りあるものにして,今後に活かせるものにしたいところですよね。
そのようなときに役立つのが,ここで紹介する『実習ハンドブック』です。

『実習ハンドブック』の特徴

『実習ハンドブック』は「徹底的に看護学生目線で,臨地実習を全力でサポート・応援すること」にこだわっています!

・目線を学生におき,学生を全力でサポートするための視点を中心にしています
・「テキスト」で書かれている内容は基本的には書いていません
・実習先,実習の場にいる人たち,その場における看護について紹介します
・マナーや心構え,実習で学ぶべきポイントなどを収載し,事前学習や実習中の学習,振り返り学習に使うことができます
・実習前のオリエンテーションでも使用できる内容です
・先輩たちの実習でのエピソード等を紹介し,学生の皆さんが参考にできるものです

以上のような特徴をもつ『実習ハンドブック』ですが,現在2冊が発売されていますので,ぜひ手に取ってみてください。

『精神看護学実習ハンドブック』

多くの学生さんは,精神看護学実習に行くまで,精神疾患のある人とかかわった経験は少ないと思います。そのため,緊張して実習に臨むことが多く,特に患者さんとのコミュニケーションやかかわりに不安を感じる人も少なくありません。
本書は,そのような皆さんをサポートするために,授業だけでは伝わらない精神看護学実習の「リアルな面」を追求しながら,学生目線で「実習時に学んでおくべきこと,見ておくべきこと,考えるべきこと」などをまとめました。
体調の自己管理やマナーなどの基本的事項のほか,精神科病院の病棟機能,患者さんを一人の「人」として見ることの大切さ,学生さんが一番困惑する患者さんとのコミュニケーションの取り方の具体例,看護過程の展開や振り返りのポイントなどをわかりやすく紹介しています。
実習でよくある場面を取り上げながら患者さんへの理解を深められる,実習中はもちろん、実習前・実習後にも活用できる1冊です。

また,編者の草地仁史先生に,本書の内容紹介等をしていただいた動画もあります。ぜひご覧ください!

『地域・在宅看護実習ハンドブック』

地域・在宅看護実習で学んでほしいことを,ぎゅっと1冊にまとめました。
地域・在宅看護実習で活用できるマナーや心構え,実習で見てきてほしい多職種の役割,退院支援部門,訪問看護ステーション,デイサービスなど実習先となる多様な場での看護を紹介しています。
学生さんの皆さんが困りがちな内容をQ&Aでまとめ,不安や疑問をすぐに解消できる形になっています。また,訪問看護の様式や,地域・在宅で活躍している先輩からのメッセージも収載した,実習前や実習後にも活用できる1冊です。
「地域・在宅看護論」のテキストに書かれている内容は省き,実習で学んでほしいことをまとめました。地域・在宅看護実習は低学年から行くことも多いと言われますが,低学年の学生さんが使いやすい・理解しやすいようにしています。ぜひ,実習のおともにご活用ください。

今後について

現在,他領域の『実習ハンドブック』について,鋭意制作中です。
またご紹介しますので,楽しみにお待ちください!

#看護実習 #臨地実習 #精神看護 #地域・在宅看護 #看護学生 #精神看護学実習

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