税金: 「10万円でも雑所得?」 <ー 確定申告が必要かどうかは金額によります

今回は「10万円でも雑所得?」について見て行きましょう。

回答: はい、10万円でも雑所得です。 

給与所得以外の所得が雑所得のみの場合、雑所得が20万円以下であれば確定申告は不要です。

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そもそも雑所得はなに?

雑所得とは?

雑所得とは、次の1から3の所得を指します。

  • 公的年金等に係る雑所得: 公的年金、一時金、雑年金等

  • 業務に係る雑所得: 副業による所得、原稿料、講演料、印税、家内労働者等の所得

  • そのほかの雑所得: 非営業用貸金の利子、競馬・競輪等の払戻金、山林所得から控除しきれなかった森林育成経費

上記の所得のうち、公的年金等に係る雑所得と、業務に係る雑所得・そのほかの雑所得では、所得控除の計算方法が異なります。

公的年金等に係る雑所得

公的年金等に係る雑所得は、公的年金、一時金、雑年金等から、公的年金控除及び雑所得控除を差し引いて算出します。

公的年金控除

公的年金控除は、公的年金等から得られる所得に対して認められる控除です。控除額は、年齢や所得によって異なります。

雑所得控除

雑所得控除は、雑所得から必要経費を差し引いて算出した金額に対して認められる控除です。必要経費とは、雑所得を得るために必要な支出を指します。

業務に係る雑所得・そのほかの雑所得

業務に係る雑所得・そのほかの雑所得は、収入から必要経費を差し引いて算出します。必要経費とは、雑所得を得るために必要な支出を指します。

必要経費

必要経費には、以下のようなものが含まれます。

  • 事業に必要な材料費

  • 人件費

  • 家賃

  • 光熱費

  • 通信費

  • 減価償却費

確定申告

雑所得の金額が一定額を超える場合は、確定申告が必要です。

一定額

  • 公的年金等に係る雑所得: 年間20万円

  • 業務に係る雑所得・そのほかの雑所得: 年間38万円

所得税

雑所得は、他の所得と合算して所得税が課税されます。

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