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用語集: 「法事」

今回は「法事」について見ていきましょう。

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「法事」: 故人の冥福を祈り、ご遺族や親族が一同に会して供養を行う仏教の儀式です。

法事ですること

  • 読経: 僧侶が経典を読み上げ、故人の霊を鎮め、極楽浄土に導くことを祈ります。

  • 焼香: 参列者が順番に香を焚き、故人に思いを馳せ、供養の気持ちを表します。

  • 供物: ご飯、お供え物、お花などを供え、故人の霊を慰めます。

  • 回向: 読経や供養の功徳を故人に捧げることを言います。

  • お斎: 法要の後、参列者一同で食事を共にすることです。故人を偲びながら親族間の親睦を深める場となります。

法事の種類

法事には、故人が亡くなってから行われる時期によって様々な種類があります。

  • 忌日法要: 亡くなってから四十九日までの間に行われる法要で、初七日、二七日、三七日など、七日ごとの法要があります。

  • 年忌法要: 四十九日以降に行われる法要で、一周忌、三回忌、七回忌など、年単位で行われます。

法事の準備

法事の準備には、以下のことが含まれます。

  • 日時と場所の決定: 僧侶の手配や会食場所の予約などを行います。

  • 参列者の連絡: 親族や故人と親しかった方に連絡し、出席の有無を確認します。

  • 供物の準備: ご飯、お供え物、お花などを準備します。

  • 精進料理の準備: お斎で振る舞う精進料理の準備をします。

法事のマナー

法事には、様々なマナーがあります。

  • 服装: 喪服を着用します。

  • 言葉遣い: 静かに、慎んで言葉を選びましょう。

  • 行動: 落ち着いて、慌てずに行動しましょう。

その他

  • 法事の時期や内容については、宗派や地域によって異なります。

  • 不安なことがあれば、事前に寺に相談することをおすすめします。

まとめ

法事は、故人を偲び、冥福を祈る大切な儀式です。宗派や地域によって違いはありますが、基本的な流れは上記の通りです。

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