生活新聞　損得版: 　「老齢厚生年金支給停止の考え方」

今回は「老齢厚生年金支給停止の考え方」についてコメントをさせて頂きます。

老齢厚生年金をもらいながら働くと、給与の額により年金の一部が停止される可能性がでてきます。

具体的には？

老齢厚生年金の支給停止額は、老齢厚生年金の基本月額と総報酬月額相当額の合計が47万円を超える場合、超えた額の2分の1に相当する額が支給停止となります。

式的には、こんな感じになります。

基本月額と総報酬月額相当額との合計が48万円を超える場合
基本月額＝（基本月額＋総報酬月額相当額－48万円）÷2

つまるところ、年金＋給与を合わせて48万円を超えた時点でジワジワ老齢厚生年金の支給停止分が増えていきます。

でも、控除月額48万円は大きいですね～

越したとしても、その1/２が引かれるということで、一般の方ならほどんど影響なしと思われます。

従い、数万円の為に仕事をやめるよりは仮に48万円を少し越したとしても仕事は続けた方が、合理的な気がします。

また、仕事をやめてしまうと社会との関係が立ちきれ、マイナス面が大きくなるような気がします。

考え方は、それぞれですがやはり社会とのつながりは切らない方が良いと思います。