金融新聞:　「円下落、一時153円23銭　3カ月ぶり、政局混迷観測」　＜－　株式との違いは？

今回は「円下落、一時153円23銭　3カ月ぶり、政局混迷観測」について見ていきましょう。

Kyodo: 　　29 Oct,2024

「円下落、一時153円23銭　3カ月ぶり、政局混迷観測」

と言いつつ、選挙明けの２９日の午前中の株式は上がっているではないか？

と思うかもしれません。

実際そうなっています。

１１００前後では

日経平均株価
38,533.39
前日比
+619.47
(+1.63%)

となっていて、言っていることと違うではないか？

と思う方も多いと思いますが、こちらは

金融用語：　「Buy the rumor, sell the fact（噂で買って事実で売れ）」｜ひなた　（FP）

で説明できます。

今回の選挙前の予測は、自民党＆公明党の過半数割れ。

実際そうなり、まさしく「自民党＆公明党の過半数割」なら経済的にも混乱をきたすはずとの思わくで先週下げてきました（かなりの売り込み）をし、その後結果を見たらその通りになってしまった「噂で買って事実で売れ」のちょうど真逆の状態。

つまり、こういうことだと思います。

噂（選挙前）：　自民＆公明過半数割れ、政治があれる、経済の低迷、株価が下がりそう、空売りちしゃえ（株安）

事実:　その通りになってしまったので、材料出尽くしなので、とりあえず、利益確保で買いなおし（株高）

実際、インバース指数連動型のものは「噂で買って事実で売れ」の通りになっています。

東証
1459　ETF
楽天 ETF-日経ダブルインバース指数連動型
502
前日比
-16(-3.09%)

凄まじい、落ち方．．．

「噂で買って事実で売れ」の通りという感じですね～

ただ、為替の場合には噂で言って、現実でもっと売れ状態になっていますが（苦笑）

それはともかく、選挙結果の材料出尽くしのあとはまたも「事実」が待っているので、本日１０月２８日の朝の株高の化けの皮がはがれると考えています。

ま、為替の通り今後「政局混迷観測」ですね～

予測としましては．．．結果は、神のみぞ知る。

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参考：
金融用語：　「Buy the rumor, sell the fact（噂で買って事実で売れ）」｜ひなた　（FP）