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保険♯18: 「労災」

今回は「労災」について見ていきましょう。

「労災(労災保険)」は、本来会社負担なのですが、まれに加入していない社員の方もいるかもしれませんが、その場合基本的に会社が義務をはたしていませんので、実は問題です。

本来、法律バトルになってもおかしくありません。

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労災とは?どんな時に受けられの?

労災保険は、仕事中や通勤途中にケガや病気になった場合に、治療費や休業中の収入補償などを受けられる制度です。

労災保険が適用されるケース

  • 業務災害: 仕事中にケガをしたり、病気になったりした場合

  • 通勤災害: 会社と自宅の往復中にケガをした場合

労災保険で受けられる給付

労災保険で受けられる給付には、以下のようなものがあります。

  • 療養費: 治療にかかった費用

  • 休業補償給付: 仕事ができなくなった期間の収入の補償

  • 障害年金: 永久的な障害が残った場合

  • 遺族補償年金: 死亡した場合に遺族が受けられる年金

労災保険の手続き

労災保険の給付を受けるためには、まず、会社に労災事故の発生を報告し、その後、労働基準監督署に申請する必要があります。

労災保険の注意点

  • 因果関係の証明: 労災と認められるためには、ケガや病気が仕事や通勤と因果関係があることを証明する必要があります。

  • 申請期限: 申請には期限がありますので、早めに手続きを進めることが重要です。

  • 弁護士への相談: 複雑なケースや、保険会社との交渉が難しい場合は、弁護士に相談することも検討しましょう。

労災保険に関する相談窓口

  • 会社: まずは、会社の人事担当者などに相談しましょう。

  • 労働基準監督署: 労働基準監督署では、労災保険に関する相談を受け付けています。

  • 労働組合: 労働組合に加入している場合は、労働組合に相談することもできます。

  • 弁護士: 弁護士に相談することで、より専門的なアドバイスを受けることができます。

労災保険に関するよくある質問

  • 労災保険と国民健康保険の違いは何ですか?

  • 通勤途中のケガでも労災保険は適用されますか?

  • 心の病気を患った場合も労災保険は適用されますか?

これらの質問については、労働基準監督署や弁護士に詳しく尋ねてみてください。

まとめ

労災保険は、仕事中のケガや病気によって生活が困窮するのを防ぐための大切な制度です。もし、仕事中や通勤途中にケガをしたり、病気をしたりした場合には、ためらわずに労災保険の申請手続きを進めましょう。


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