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生活新聞:  「「オレだよ」「契約書類が入ったカバンをなくした」などと言われ…70代女性が150万円だまし取られる特殊詐欺被害」  <ー こういう状態だと? 相続のときに大混乱になる可能性もあり

今回はについて見ていきましょう。

新潟放送: 3 Oct,2024

「「オレだよ」「契約書類が入ったカバンをなくした」などと言われ…70代女性が150万円だまし取られる特殊詐欺被害」

「新潟県燕市に住む70代女性が、現金150万円をだまし取られる特殊詐欺被害にあっていた」

「きっかけは男からの「オレだよ」という電話」

「男は「オレだよ」と話し、女性は孫からの電話だと勘違いしたということです。その後、男は「携帯と会社の大事な契約書類が入ったカバンをなくしてしまった」「急いで500万円用意しなければならない。いくら都合できる」などと話した」

これは、オレオレ詐欺の古典マニュアル通りの手口。

「女性は孫が困っていると思い込み、口座から引き出すなどと話すと、男は「女性の自宅近くまで同僚の娘が取りに行く」などと話したということです。女性は複数の金融機関で合計150万円を下ろし、午後4時40分ごろに自宅近くの路上に現れた“同僚の娘”と称する若い女に手渡してだまし取られた」

この被害者の方、自分の子どもや孫と話したことがないんですよね~。

つまるところ、親は子どもや孫のことを心配しても、子どもは親などどうでもよく、親に電話もしたことがなく、自分の子どもや孫の声が認識できなくて起こった事件です。

以前記述しましたが、この手の詐欺を防ぐのは簡単で、子供が親に3ヶ月に一度でもいいので電話をしていれば、声や現状が把握できこういう事件を防げます。

現実問題、この事件はコミュニケーション不足の日本の社会を写している事件です。

それはともかく、親子が仲が悪く話したくなくとも、時々話していないと相続の時に大混乱となり、最悪税務署を巻き込む形になります。

音信不通で、親が死んだ場合でも、子どもに勝手に相続権が発生し、なにもしないと余計な追徴金が来るかもしれません。

くしくも

空き家対策特別措置法もありますし、相続登記が義務化されました(令和6年4月1日制度開始)ので、親が土地を持っていた場合、知りもしない土地を相続する可能性もでてきます。

従い、生前にある程度探りを入れていないと、とんでもないことになります。

ということで、いくら親子で仲が良くとも悪くとも、時々はお互いに連絡することをおすすめします。

話すことがない、と思い方な場合、とりあえず、掛けてみたじゃね、だけでもだいぶ違ったものが見えてくると思います。

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