【第2回ケアとまちづくり未来会議】報告 -銭湯と本屋とケア
銭湯と本屋にどのようなケア的な要素があるか対話を通して考察するレクチャーです。
銭湯に本屋としての機能を有している「小杉湯」平松さん、「東京浴場」小泉さん、ブックカフェ「栞日」が事業継承した銭湯「菊の湯」の菊地さん、和田さん、海老原さんをゲストとしてお招きしました。
前半は各銭湯の取り組みを共有し、後半はそれぞれの銭湯の取り組みがどのようにケアに結びついているか考察しました。
銭湯も本屋も誰に対しても閉じていない場所であるからこそ、人々の日常の選択肢を増やしている。日常の導線上の選択肢の中で感じられる手触りのある「大丈夫」という感覚はケア的ではないか、という議論が面白かったです。
銭湯や本屋以外の場所でもその感覚を見つけてみたいと思います。
※「第2回ケアとまちづくり未来会議」全セッションの報告書は下記からダウンロード可能です。
(執筆・編集:小林弘典)