ケアとまちづくり未来会議「筆談カフェのあれこれを聞いたり 体験したりする会」@三重県いなべ市
今期、新しくケアまちメンバーに入った、コミュニティナースであり、地域おこし協力隊の金子が運営する【桐林館喫茶室・筆談カフェ】
その立ち上げの背景、障害者アート(アール・ブリュット)の取り組み、公共施設を拠点としたまちづくり的な視点などの共有・筆談カフェの体験を通じて、新たな価値に触れてもらうべく、イベントを実施しました。
<日時> 2022年11月23日(水・祝)
<参加者>会場参加5名・オンライン4名(一部アーカイブ視聴あり)
<タイムスケジュール>
14:00挨拶・講演(内容は別途)
14:45 休憩
15:00~15:45 筆談体験(音声オフ、感想共有などを筆談で)
15:45~16:00 感想共有・まとめ(音声オン)
<講演内容>
・代表の自己紹介&ケアまち会議とは?
・略歴:学生時代〜コミュニティナースまでのあれこれ
・筆談カフェの立ち上げの経緯
・取り組みの概要:筆談カフェ、アール・ブリュットの推進など
・今後の展望
<振り返り>
なぜ“筆談カフェ”をしているのか、コミュニティナースや地域おこし協力隊としての関わり、桐林館の利用に至る経緯など、表向きはカフェとして営業しているものの、単なる飲食店とは違う「実は…」な部分を知ってもらう貴重な機会となりました。
出店等で「出張筆談カフェ」は実施していますが、屋外のイベントや他の施設では”筆談体験”の実施が難しい環境もあります。ですが、今回はホームであり、通常の筆談カフェと同等のクオリティで提供できるため、体験価値を落とさずに実施できたのではないかと思います。
今回参加の方々も、はじめまして同士の交流も筆談で自己紹介をしたり、たくさんのログから、会話の盛り上がりを感じられました。
参加者からは「いつもの会話と違う新鮮さを感じた」「(筆談は)丁寧に言葉を選ぶ」「日常の“書く”ことを忘れがちだった」「体験してみないとわからない感覚や面白さがある、想像以上に楽しかった」というご意見、ご感想をいただきました。
参加者は多くなかったものの、医療福祉関係者だけでなく、フォトグラファーや学生さんも参加していただき、ケアまちらしい混ぜこぜ感のあるバランスでご参加いただけたと思います。
時々こうした特別な時間を持つことは、いつもの筆談カフェよりも、その場に居る”お互い”を、少し深く知ることになる機会になるなと感じました。
結果として人と人をつなぎ、まちづくりにもつながる気がします。
ぜひ、またお会いしましょう。