20代で転職が4社目でも諦めない!転職に3回失敗してもやり直せるキャリア再構築
転職回数が多くなると「定着率に懸念」「また何かあったら辞めそう」「他の候補者との比較」「一貫性が無い」等、不採用にする企業や人事担当者がいる事で、書類選考で苦しんだり面接での対応に自信が持てなくなるケースは非常に多いです。
私は眼鏡業界で20代のキャリアを過ごし、その後、人材業界でキャリアを磨き、2014年には起業。36歳から46歳の10年を経営者として完全燃焼した後、新しいキャリアに挑戦という流れです。また、同時に取り組んでいたYoutubeチャンネル:悔いの無い転職&キャリアチェンネルも運営&転職やキャリアサポートメニューも展開。
この記事では、転職回数が多い方でも転職活動が成功する為に必要な「内定獲得の秘訣」「キャリアの再構築の考え方」などを分かりやすく丁寧に解説します。
この記事を読めば「転職回数が多くても諦めずに転職成功をする為に必要な考え方と方法」が分かります。
実際に、私が対応させて頂いているYouTubeライブでも転職をして失敗したり後悔したりと悩んでいる方の声は多いです。
もう少し早く出会っていれば手前でキャリア形成が出来たのに・・・そう感じる事も多いです。
私が大切だと考えてご支援の時に重視している事は3つ。転職後の活躍や悔いの無い転職をする為に重要なポイントだと考えます。
次の転職は失敗したくない・・・
特に過去の転職が上手くいかず次はキャリアを立て直せるように勝負したいという想いの方が多いです。
ポイントは過去の失敗を未来に活かす事。そして、自信が持てるようになる事。
20代で転職4社目でも転職する事は出来るのか?
ズバリ、結論を申しますと、転職回数ではなく中身で勝負をする事をすれば企業から内定を獲得する事も可能です。
私も経験して乗り越えました。そして転職支援をさせて頂く方もサポートをさせて頂き結果が出た事も何度もあります。
実際に転職回数が多くても転職理由が明確であれば大丈夫ですし、経験があれば武器として転職活動をする事で即戦力採用に繋がる。
私は転職エージェントやキャリアコンサルタントとしてプロの仕事を長年しておりましたが、先程、お伝えした通り転職経験もあります。
その中で、2年間で2回の転職を繰り返した時には、「短すぎる」「次も辞めそう」「継続力が無い」そんな事を面接で言われたことは今でも忘れません。
そのような経験と日々の支援を通じてお伝えしたい事。以下は活動において大事な考え方です。
転職支援のプロが語る内定獲得5つの秘訣
秘訣1:若さは武器だと考える
20代だからこそ可能性があります。企業としても若手の20代を採用したいニーズがあります。
転職市場においても29歳までの若手を採用したいという声は多くあることも事実です。
その市場から求められている20代はあなたの武器です。
若さは無限の可能性があると理解をして前向きに行動をしていく事で結果に繋がります。
明るく元気にハキハキと語る事。コミュニケーション力を活かしつつ相手に伝える事は大切ですね。
今が20代で良かった・・・そう感じて頂けると少し希望が見えてきませんか?
転職は自己責任であり、その期間が長いから良いという訳でもありません。仮にダラダラと働いた10年より、完全燃焼をした3年が勝つこともあります。
しかし、一般的に転職回数が多かったり在籍期間が短かったり、キャリアの一貫性が無かった場合は、書類選考の通過率が悪くなってしまう。
これは事実であり、仕方ない事でもあると考えます。
で・・・このような事が30代であれば気付いても遅いかもしれませんが、20代だからこそ2社目や3社目で気付いて意識をしてキャリアを再構築していく事ができれば、その後のトータルなキャリアで大きな差になっていくと考えます。
30代になってからは未経験は苦戦しますが20代はチャンスがありますよ。
秘訣2:転職回数が多くても諦めないマインドを持つ事
・転職回数が多い方、少ない方
・年齢が高い方、低い方
・職種が一貫している方、バラバラの方
・業種が一貫している方、バラバラの方 等・・・
これまで積み重ねてこられたキャリアは十人十色です。
面接官から次のようなことを言われたことはありませんか?
「会社の在籍期間が短いし、転職回数も多い」
「次の会社もすぐに辞めるのでは?」
「継続力に不安がある。嫌な事があったら逃げない?」
これは、転職回数が多い方に当てはまるかもしれません。私自身も転職を複数回経験しており、言われた事があるセリフもあります。
心にグサッとくる気持ちに当時はなりました。そんな言葉が嫌になった事もありました。でも、挽回は可能です!
気持ちで負けない事。
転職を繰り返したという過去は変えられません。
実際に以下の表は3年以内の離職率の公表分の参考情報です。同じような境遇の方は沢山おられます。そこから挽回をしていけば大丈夫です。
個人次第で、未来は変える事が出来ます。その想いを忘れないで下さいね。
■ 新規学卒就職者の産業別就職後3年以内離職率のうち離職率の高い上位5産業
( )内は前年比増減 ※「その他」を除く
※参照:厚生労働省 新規学卒就職者の就職後3年以内の離職率(平成29年3月卒業者の状況)
秘訣3:転職回数が多い事やブランク(離職期間)のカバー方法
例えば、こういった可能性もあります。
■夢を追っていた事により
27歳まで定職に就かずに社員としての経験が無かった方。
しかし、将来を考えて現実的に社員となって
腰を据えて働く事を決意した場合。
正社員の中途採用に応募しても正直、苦戦をするかもしれません。人によってはなかなか決まらない可能性もあります。
それを文字にすればこういったイメージです。
段階的になりますが、ステップアップをするイメージが出てきます。そういった手段を選択した場合には、今までは正社員求人ばかり見ていたところを契約社員スタートの情報も見ることができるので、攻める選択肢の種類も数も増えてきます。
チャレンジする数が多くなるので、採用への可能性も広がってくるという事です。
この手段も若いからできる。若さが武器としてリンクしています。
※特にどうしてもどうしたら良いのか悩む方は以下のまとめのポイントを実践をしてみて下さい。
一般的に退職をして離職期間が長くなればなる程、苦戦をしてしまいます。
その中で、(1)離職期間が長くなっている理由を相手に説明する事(2)離職期間に学びやキャリアアップに繋がる何か行動をしていれば必ずまとめる事(3)離職期間があったらダメではなく納得材料があれば全くマイナスにはありません。
その事を考えてネガティブな感情を捨てる事も大切です。
余談ですが、当社が支援をさせて頂く中で夢を追っていた方でブランク期間がある中、そのブランク理由を書いていない方が沢山おられました。
凄く勿体ないです。
支援をする中で、私はその経験こそがオンリーワンの経験や魅力になるという事を熱く語らせて頂き、記載をおススメして選考がスムーズに進んだことも多くありました。
例)バンドなどの音楽活動、芸人、俳優や劇団、漫画などの作家活動、弁護士などの高難易度の資格取得etc
自信を持ってください!
あなただけのオリジナルの経験には価値があります。夢を追って頑張った事や、その時のハードな経験が仕事においても大きな強みになる事を伝えたいです。特に誰にも負けない努力を重ねた方は仕事において結果を出している方が多いですよ。
秘訣4:在籍期間が短くてキャリアの一貫性も無い方の対応方法
1社目が3ヶ月、2社目が8ヶ月というように1年未満で転職を繰り返してしまった場合は、3社目が重要になってきます。
3社目で3年~5年のキャリアを積む事ができれば、過去の出来事から学んで成長した事を結果として示す事が可能です。
逆に、3社目でも同じことをしてしまうと長期的に就業できない可能性が高いと企業から思われ、なかなか転職ができなくなってくる事もあります。
さらに、一貫性も無い状態で決まった所に安易に入社していくと、過去から現在までのキャリアの転職理由や目的に軸を持たせる事も難しくなってきます。
例えば、私の場合は、眼鏡業界(4年半)→眼鏡業界(2年)→人材業界(2年)→人材業界(5年)になり、眼鏡業界から人材業界にキャリアチェンジした理由や目的と、なぜ人材業界で働いているのかを明確に語れば問題の無いキャリアになります。
仮に、全部バラバラだと理由付けはしますが、相手に対して説得力が出せない可能性もあります。そういった意味では、ある程度の枠での一貫性は必要になってくると考えます。
秘訣5:自力では難しい場合は転職エージェントやコンサルタントに相談する方法
自分一人ですべてが対応できる方は転職エージェントは必要ないと考えます。一方で必要になる方もいらっしゃると考えます。
必要な方の特徴としては以下の内容です。
・履歴書と職務経歴書作成が苦手で書類選考で不合格が増えている方
・面接が苦手な方
・日々の仕事が忙しくて時間が取れない方
・過去に求人広告やハローワークを使って失敗した方
・自分の強みや自己PRが分からなくなって自信が無い方 etc
※特に転職エージェントは多いのでご自身とマッチした担当者と出会えるかどうかがポイントです。
大手だけではなく、ターゲットに特化したエージェントや規模の小さなエージェントも比較してみると視野が広がります。
未経験からの挑戦、経験が浅い未経験やフリーター、学歴が厳しい方など、自分の経験にコンプレックスや自信が無い方など、幅広いキャリアの方に対応可能性がある20代の若手対象のエージェントも存在します。
まずは、気になった転職エージェントを複数登録をしてご自身と相性の良い企業で3社程に絞る形がお勧めです。
転職エージェントのコンサルタントによって支援内容や支援のレベルはバラバラです。中には書類選考に向けて職務経歴書等のアドバイスが丁寧なエージェントもあれば、アドバイスが全く無くてそのままのエントリー・・・というエージェントもあると聞く事が多いです。
大事な事は、自分の強みを伸ばして弱みをカバーできる担当者選びですね。合わないと思ったら担当を変える事もお勧めです。
是非、いくつかの転職エージェントに相談をして相性の良いコンサルタントと出会えることを願っております。
キャリア再構築の考え方
具体的な転職事例を見てご自身に置き換えてみましょう。
転職回数が多いからこそ1社当たりの勤務期間が短い傾向にもなりますよね。
そういった中、中長期的な視点を持てば、まだまだやり直しは可能だと私達は考えます。しかし、その方法は長い年数を要するので簡単な事ではありません。
例えば、以下のようなキャリアの方を想像して下さい。
※次の3社目が大事だというのは、感覚的にでも分かりますでしょうか?20代前半は差がつきませんが、30代になると大きな差になってきます。
以下のようなパターンはどう感じますか?
といったように、同じ世代でも見え方が全く違います。そして、何が良いのか悪いのか?という次元では無く、重要な事は、
年齢も30歳に近付いているからこそ、次の会社で自信が持てる経験とある程度の年数のキャリアを積みたい。そのような想いを実現させたいという方は多いです。でも、なかなか厳しい・・・
魅力的な企業には応募が集まり、転職市場は激戦となっています。
書類選考がなかなか通過しない、面接の難易度も格段に上がりライバルも多いので通過率が極めて低くなっている状況です。
だからこそ、自己分析や自己理解、履歴書・職務経歴書作成、面接対策等、全てのプロセスで事前準備を徹底する事が必要。
特に最近の重要ポイントは転職理由をどうするか?ここを一緒に考える事も増えております。
最後に、一番大事な事は、中長期的に転職に取り組む可能性があるからこそ、焦って安易な転職をしない事。焦らず、じっくりと取り組んでいきましょう。
キャリアコンサルタント/自己紹介
坂本 典隆(さかもと のりたか)
2001年3月に株式会社メガネスーパーに新卒として入社。新人賞を獲得し店長、教育担当、中途採用の面接官を経験。2005年10月にウインク株式会社に入社。眼鏡業界の加盟店の経営者に経営支援業務を経験。
その後、2007年10月に株式会社エスプールに入社。人材派遣、アウトソーシングを経験し支店長、コンサルティング営業、エリア営業などを経験。2009年10月に株式会社グッドニュースに創業数年のタイミングで入社。求人広告、派遣、人材紹介、新サービスの営業、事業責任者、最終面接官(新卒・中途)等を経験し独立。
2014年11月19日に株式会社キャリア経営パートナーズを創業。転職エージェントとして人材紹介事業をスタート。ゼロからの起業を経験する中で、その後、10年間、転職エージェント&キャリアコンサルタントとして完全燃焼。(2024年9月末/10期で終了)10年の経験を活かして新しいキャリアに挑戦。
有料キャリア相談&各種サポートのご紹介
キャリアや転職で悩んだり迷ったりしている方々のサポートをさせて頂いております。ご興味のある方は以下のメニュー内容をご確認頂ければ幸いです。(キャリア相談、内定承諾前のお悩み相談会、面接練習、職務経歴書作成サポート、自己分析、自己理解のサポート)
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