壁ぺったん、背中ぺったん
最近、保育の中で「壁ぺったん」「背中ぺったん」をやめましたという話をTwitterなどで目にする。
最初見た時、なんで?と思った。
ラーメン屋で並んで待つ時、壁に沿って並んでくださいというのと何がちがうんだ?
【壁ぺったんは、人権侵害です】という意見があった。
無理やり壁に押し付けたら確かに人権侵害だけど。
クラスの活動の流れ中で、それまで自由に遊んでいた流れを変える目的で、絵本読む。
その時に「壁ぺったんして」と保育士が子ども達にいう。
子ども達は、絵本だ!と理解して我先に壁の前に座る。
これは人権侵害なのか??
いろいろ調べたら、この本にいきあたった。
「ルポ保育崩壊」小林美希著 岩波書店
ここで、軍隊並みの規律に従わせる一例として「壁ぺったん」が挙げられている。
これか??
子どもがやりたくもないのに強制してたら問題だけど、保育の中の静と動のメリハリをつける工夫としての「壁ぺったん」はあってもいいんじゃないかなと思った。
本の中で一例としてあげられているけど、
やめる理由としては、これだけでは弱いよね。
「壁ぺったんやめました」というところは、他に理由があったのだろうか。
話題になっているから即廃止するというのは、あまりにも短絡すぎる。
きっと他にも理由があるはず。
本当に子どものためになる保育とは??