面接で好印象を与える10のポイント
親近感がわくと優位なポジションが取れる
面接官として面接室に入った瞬間に、親近感がわく人がいます。
自分も逆の立場になった時にはそうなりたいと考えているものです。
どうやったらあのような人になれるのかと考えたことはありませんか?
ちょっとしたことを心がける事で、親近感がわく人になります。
親近感がわくと事態が好転することが多い。
最初の印象が良くなる分、得をすることもありますが、話す内容や態度などをきちんとしておかないと、ドンドン減点法で不採用基準まで落ちてしまうこともあります。
最初の印象がよかったんだけど、話の内容を聞いているうちに、残念な結果になる人もいる。
外見の印象と内面の印象が一致をしなければいけない。
面接については自己分析がどこまで出来ているのか、企業分析がどこまで出来ているのかがポイントになります。
第一印象を良くする方法を10ポイントありますので、親近感がわくようになる方法を考えてみてください。
1:会った瞬間に笑顔
仕事でミスをした時やプライベートで何かあった時には、人とはあまり会いたくないし、気持ちがへこんでいることがあります。
しかしそれではプロ失格と言えるでしょう。
どんな日であったとしても、最初に挨拶を交わすときに、
そこで笑顔の人がいたら、誰しも親近感がわきます。
自分が相手に親近感を持ってもらっていると感じるのが大きい。
印象に残っているのは面接室に入った瞬間に、応募者側から歩み寄られて、笑顔で握手をする人がいた。
海外生活が長く、ものすごくフレンドリーな人だった。
今でもとある企業で活躍されているからスゴイ人なんです。
2:会話中に笑顔を見せる
会った瞬間に笑顔を見せることが必要なのですが、会話中にも笑顔を見せることがポイント。
これは大切なコミュニケーション能力の1つです。
特に笑顔はあなたを受け入れるというサインでもあるので、会話中にも笑顔を挟むことが必要です。
面接中に表情まで気を使っている人というのはほとんどいません。
たいていの場合は眉間にしわを寄せていたり、視線が定まっていないことが多くあります。
笑顔が出ることはほとんどありませんが、笑顔が出た時は、受け入れてくれた、こちらも腹を割って話そうとなります。
3:「あるある」を話中に入れる
他人の話の中で、「この前うちのマンションの玄関の先に1万円が落ちていた」とか共感を得にくい話をしてくる人はなかなか親しみが湧かないというのが実感です。
何をいっているんだろう、どうリアクションをしてほしいのかなど、いろいろなことを考えてしまいがちになります。
しかし、「この前、ゲリラ豪雨があったじゃん。その時どうしても出かけなきゃいけなくて、外出したんだよね。その時にうちもマンションの玄関の先に、雨に濡れて道路にピッタリ張り付いた1万円を見つけたんだ」など、イメージができる話であったり、共感できる話をしてくれると親近感がグッとわいてくる。
面接では具体的に話をしながら、共感を得られるエピソードを話せれば、面接通過率が上がると共に、面接官には一緒に働くときのイメージができる。
4:成功談と失敗談をミックスする
どんな人でも失敗談をもっているものです。
ひとつ、ふたつとは言えず、数えきれないほど持っているものですが、失敗したことの話というのはなかなか話をしにくい。
完璧な人間はいないのですから、壁を作ってしまうと親近感がわきません。
好印象を与える人は失敗談を笑いにしてしまうことができる。
失敗の話をすることによって、ちゃんとしているイメージだけど、意外とおっちょこちょいな面を持っている人だな。とか、ギャップがあると親近感が湧くものです。
面接でも成功談だけを話をしても、話を盛っていたり、誇大に話をしていることはシナリオを書くことできますが、失敗したことというのは意外にも疎かにされることが多いのです。
また、その失敗談にツッコミを入れてくる面接官は、嫌がらせをしているわけではなく、人間性を見ていることがおおい。
圧迫面接や重箱の隅をつつくようなことではありません。
ちゃんと準備ができていればいいんです。
5:相槌をしっかりうつ
あなたは会話をしている時にしっかりと相槌をうつことができているでしょうか。
相槌と聞くと「ええ」とか「はい」とか「そうなんですね」などが思いつきますが、
こういう相槌をうっていたら、親近感が湧かないというのが事実です。
「えっ!そうなんですか!」とか「そういうことなんですね」などと、しっかりと相手の話を聞いていることを印象づける相槌をうつようにしましょう。
逆にあなたが話をしている時に、話を聞いていますよという相槌をうってくれると、話しているあなたは非常に嬉しくなるのは間違いありません。
ここでやってしまいがちなのがオーバーリアクション。
「へぇ〜そうなんですか!」とか「まじっすか!?」というリアクションをすると、話している方からすると、オーバーリアクションしているなと感じてしまいます。
面接の時にもオーバーリアクションにならないようにしないといけません。
意外とこのリアクションをしている人が多いから、話を聞いているのかと思う人もいるし、ホームページに載っていることだから、ちゃんと調べてきたのと疑いたくなるリアクション。
6:相手の会話に同調する
同調するとはシンクロをするとも言われますが、相手が親近感が湧く人だという、最大のポイント。
話の内容に対して、「でも〜」、「しかし〜」「また、◯◯さんだから〜」と否定をしてくる人がいます。
こういう人には親近感ゼロというのがよくわかります。
言い訳であったり、決めつけであったり、先入観の押し付けになります。
自分のことをしゃべろうとするときに出てくる言葉です。
同調するには、「その後どうなりました」とか「そんな方法があるんですね」など、相手の話に同調して、共感をすることがポイントになります。
話し手もその後の展開がしやすくなり、いろいろな話が広がっていくでしょう。
7:距離が近い
人にはパーソナルスペースと言われるものがあり、親近感があるほど、その距離が近いというのが特徴です。
そのエリアに入られると不快感を示すことがあるのは、近寄ってきた人があなたが親近感ゼロということになります。
お互いに知り合いになったばっかりの時と、仕事をしながら信頼関係を築いたあとでは、相手との距離感が変わってくることがあります。
また、飲食店や占いなどで対面に座るより、90度の横に座ったり、実際に距離を縮めることによって、親近感が増すことがあります。
面接でも対面で座る場合と、90度横に座る場合では、親近感が違うことがよくあります。
8:持ち物に類似性がある
よくあるのが、たまたま同じものを持っていたり、使ったりすることができる。
自分が愛用しているボールペンを相手が使っていたら親近感がわきますね。
つまり、持ち物に共通性があると親近感が一気に沸くことになり、相手との距離を一気に縮めることができるチャンスなんです。
どうしても親しくなりたい人がいるのであれば、偶然を装いながらもその人が大切に使っているものを取り入れてみたり、相手が好んでいるキャラクターなどを自分の持ち物の中に入れてみてはどうでしょう。
名刺入れや手帳、筆記用具などというのは面接の場でもよく使うものですから、もしご縁があって入社をすることになった時には、仲良くなる方法として取り入れてみるのも一つの方法です。
9:行動に類似性がある
相手の行動を真似することで親近感が湧くことになります。
例えば相手が頬を触ったら、自分も頬を触ってみる、相手が頭をかいたら、自分も頭をかくなど、心理学ではミラーリングといわれている手法です。
自分と同じような行動を取る人については、無意識のうちに親近感が湧いてしまうのはこういうことなんです。
場合によっては面接官の癖を真似してみることも親近感がわくポイントになります。
10:肌の触れたことがある人
初対面の時に挨拶だけで本題に入る人と、握手をしてから本題に入る人では、どっちが親近感がわくでしょうか。
答えは握手をしてから本題に入る方なんです。
触れることによって一度距離感がゼロになるため、親近感が増しやすい状況になります。
親近感が湧きやすいポイントはたくさんあります。
明日からすぐに実践することが出来れば、徐々に変わっていくことができるのではないでしょうか。
結果はすぐにでませんが、毎日やり続けることが必要です。