雇用ボーダレスを後押し!リモート雇用を推進させるグローバルサポートサービスのご紹介
2022年に入り、入国事情に変化がありました。
これまでボーダーが再オープンし、日本への入国を待ち侘びていた外国籍社員の方々が4月より続々と入国してきました。
弊社、クライアントの社員の方でおよそ1.5年ほどリモートワークを続け、今月待望の入国となった方もいらっしゃいます。なんとも感慨深いといいますか、私自身も両者の気持ちがわかる故とても嬉しく思っています。
再び入国制限がかかることが今後出てくるか、という質問に対して、私自身の答えは、
「かかりません!」です。
希望的観測も含めていますが(笑)、もういい加減やめよう、という想いも込めて。
とは言え、現在中国の一部地域にてロックダウン処置がとられている地域も存在します。そのような諸外国の状況を省みて、当該国指定で入国制限処置をされる可能性はゼロではないと考えます。
しかしながら、2年間ほどの経験やデータなどをベースに諸々処置も対策もできてきていることからも、入国制限故故の対策ではなく次のステージへ移るのではないでしょうか。
このような時流の中、採用において企業がどのような動きをしているか、弊社が取り組む外国籍エンジニア採用の文脈でお伝えします。
○外国籍エンジニア採用における企業の動き
・リモート雇用していた海外居住外国籍社員を日本へ入国させている
・入国制限解除とともに海外居住求職者をエントリー対象へ切り替えている
・最先端技術保有のエンジニアをグローバルマーケットで獲得するニーズ増加
・リモート採用プロセスは完璧定着しており継続中
上述した通り、弊社クライアントのご意向として、ボーダーが開いたら日本に来てほしいことに変わりはなかったです。そのため、確実に入国できる今月のタイミングに手続を再開した企業が多かったです。一方、一部企業においてほぼリモート勤務が定着しており本人の意向にも変化あり、では今のままで入国せずリモート雇用継続で決めた話も伺ってはいます。
次に、採用ターゲットの変化として、海外居住の方も対象とする動きが増加しています。やはりいつ入国できるかわからない状況下、リモート雇用にチャレンジし入国できるようになったら来てもらう、という選択肢を取る企業は10社中1社程度でした。いつ入国できるか保証できない方々を採用するより、すでに国内居住の方を対象としていた企業が多くいました。(慎重なのか、保守的なのか、なんともリスクを犯さない国民性が反映されています、苦笑)それらが引き起こすデメリットとして、国内居住の外国籍エンジニアの獲得競争は激化したことです。コロナ禍の転職は割とリスクと捉える方々も市場の中に多くいたことからも、レッドオーシャンをスーパーレッドオーシャンにしたと言えます。
その上乗りとなる最先端技術保有エンジニアの獲得も困難な状況であることに変わりはないです。特に、グローバル人材マーケットにおいても経験豊富な人材は限られているため、このような状況下に日本企業がより優秀な人材獲得に名乗りを挙げても見向きもされません。
昨今も多い求人依頼として、最先端技術保有エンジニア+日本語力、と未だに言われますが、正直いい加減にしてくれというのが本音です。(忌憚ない表現で申し訳ないです。もちろん弊社既存クライアントさまよりそのようなオーダーをいただき誠心誠意できることは対応しています。しかしながら、グローバル人材市場の近況や日本企業の立ち位置を踏まえるとそろそろ企業が妥協するステージではないかと日々思うわけです。)
色々書き連ねましたが、何を言いたいかというと、
「引き続き、日本企業がリモート雇用を一つの採用手法として行う必要性がある!」
ということです。
ボーダーがオープンしたからって、世界各国の企業と並びより優秀なエンジニアを優位に獲得できるわけではない。国内の人材は確実に減っていることもわかっている。海外にいる日本好きな候補者を海外からのリモート勤務可能にするだけで、エントリー率が最低でも10倍増しとなるのです。なぜやらないのか、ずばり手間となるからです。
そんな企業さまへ今回おすすめしたいのが、リモート雇用をサポートする企業サービスについてです。
Deel https://www.letsdeel.com/ja/
リモート雇用社員の雇用管理を一貫して行うシステム提供をしています。
リモート雇用をバックアップする契約書作成、勤怠管理、給与計算などをシステム上で完結できます。同社ジャパン支社も昨年立ち上がり、日本企業への充実したサービス提供を行うために体制整備も行われています。※弊社キャリアフライは代理店としてサービスを提供しています。ぜひ同サービスについてお気軽にお問合せください。info@career-fly.com
エレメンツグローバルサービス https://elementsgs.com/
海外での雇用代行サービスEORサービスを得意としているのがエレメンツグルーバルです。
日本企業が諸外国へ支社を出す際に現地雇用を直接行うリスクを取りたくない場合などに非常に便利です。雇用代行を強みとしていることから、リモート雇用で海外居住候補者を採用する日本企業にとっても利用できるサービスです。
他にも様々な企業がリモート雇用をバックアップするサービスを提供しています。特に、外資企業のサービスが目立ってきているなぁというのがここ最近の印象です。
このようなサービスなども利用し、確実にリモート雇用を成功させる企業が増えてくることを日々切に願っています。