【嵐に夢中】5×20編
行ってきました!
ARASHI Anniversary Tour 5×20FILM
ワタクシ、よわい50にして突然嵐に夢中になりました。
ちなみに突然嵐に夢中になった経緯はこちら↓
3ヶ月前まで嵐が何人組なのかすら知りませんでした。
そもそもTVを持ってないので色々世情に疎いのです。
分からないままtiktokで嵐沼にハマり、今更に休止を知り(!)、何やらライブ映画があるらしいと知りました。
曲を知らないまま行って大丈夫なのかしら、ファンじゃなくても行って平気かしら?オバチャンが行って怒られないかしら…と不安を抱えつつ、それでもやっぱり観てみたいと勇気を出して予約し、先日朝イチで行ってきました。
上映の1時間前には近くでコーヒーを飲み万全の準備。
映画館の入り口が分からずウロウロしたおかげで(普段行ったことがないところなので)、ドリンクも買えずに着席。コンサート映像が流れるんだと思ってたから、映像の始まりの部分で会場間違えたかと立ち上がりかけたり、アタフタ落ち着かない始まりです。
ジャジャーンと盛り上がる効果音の後、ライブ開始。
5人が出てきて歌い始めたら何故なのか分からないまま涙が出ました。
ぶっちゃけて言えば「ものすごく歌が上手」と思ったわけでも「神々しいまでのビジュアル」と思ったわけでも「圧巻のダンスパフォーマンス」と思ったわけでもありません。
なのに心のどこかの琴線に触れたらしく最初の曲で涙がダッー。
その時にもったのは
「圧倒的な愛にあふれた人たちだな」
という印象でした。
そもそもコンサートというもの自体数えるほど(たぶん人生で2回)しか行ったことがないので今どきのコンサートがどんなものなのかよく知らないのですが、全然マッタリ喋ったりせずずーっと歌いっぱなしで驚きでした。
知らない曲(サビは知ってるのも結構ありました)なのに、全然置いてけぼりにならない演出。
ドームいっぱいにお客さんがいて、会場の誰もが(カメラ目線もあるのでその先の誰かも)置いてけぼりにならないように気を配った演出の上、嵐一人一人があちこちへ気を配っているのが感じられてまた落涙。
なんなん。
この人たちは天使なん?
一人一人得手不得手があるのを本当に上手く補い合ってお互いがお互いを支えているから余計にそれぞれの得手が輝く、みたいに見えました。
誰かを補う時に誰一人として「やってやってる」にならずそれぞれ自然に手を差し伸べあっていて、まさに極楽の箸だな、と感じました。
(極楽の箸はこんなの↓)
ライブ中に手を繋ぐところで泣き、楽しんで笑っているところで一緒に笑い、なるほど皆この心の乱高下を味わいたくてライブに行くのね、と納得した次第です。
これを書いたらファンの方に怒られちゃうのかもしれないけど、
嵐は「圧倒的な歌唱力」や「迫力のダンスパフォーマンス」といったテクニックのグループではないのだと思います。
技術的な面で言えば上はいくらでもいるのだろう、と。
あ、嵐の歌やダンスがイケテないという意味では全然ないですっ!テクニックも一流なんだと思います。
でもきっと歌だけなら○○さんの方が上手、ダンスだけなら○○さんの方が良い、みたいに上には上がいるように感じます。
にもかかわらずこれだけ長い間、テクニックが上の他のアーティストよりも多くの人の心を掴んで離さないのは、そういった技術ではないところにこそ嵐の価値があるからなのでは、と思いました。
その片鱗は普段アイドルになんの興味も持たない私にも刺さるほど痛烈だったのです。
多くの人が本当に求めていたのは「技術・技巧」ではないものなのかもしれません。
それは「心」だったり「愛」だったり、一言で言おうとすると陳腐に聞こえてしまう目に見えない何かなのかなと。
嵐というグループはそういった単純に数値化できない、目に見えない何かが突出しているのではないかという感想を持ちました。
ライブ映像はそういったものが強く感じられ、お互いへの愛と、見ている人すべてを楽しませたいという圧倒的なホスピタリティが詰まっているようでした。
それぞれ気に入らないことも意見が合わないこともきっとあったはずなのに、どうやって20年もの間それぞれが尊重、敬愛し続けて支え合えるのですかねえ。
嵐に教わったのは偶然隣にいる人の欠点をあげつらうことなく、敬い、支え、愛する、というごく当たり前のことをし続けることの尊さのような気がします。
え。もしかして、神様なの?
彼らが休止を経てどんな決断をするのか知りません。
できれば早くに一度は本当のライブを見てみたいと思いつつも、それぞれが一番幸せな形でいてくれたらそれがもっともうれしいなと思いました。
人って幸せをもらうとやさしくなるものですね。
しかし映画館の大画面で大音響でライブ映像を観るって面白いし、イイですね。もちろん本当のライブと比べるものではないとは思いますが、「最高のアングル」もまたライブでは味わえません。
映画で2時間近くになるとダレて「あと何分くらいだろ」と感じる私が一度も「長いな」と感じませんでした。
控えめに言って
嵐、最高でした。
ますます嵐に夢中になりそうです。
ところで。
5×20 って「ファイブ・バイ・トゥエンティ」って読むんですね。
「バイ」!!!???
カケルじゃないんだ。
無知の知(知らないということを知る)をも教えてくれる嵐。
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