人の幸せを祈るのはやめました。
人の幸せを祈るのはやめました。
なかなか不穏な言葉に聞こえるかもしれませんが、地球上の奴ら全員地獄に落ちろ!とか思っているわけではありませんのでご安心を。
「人の幸せを祈る」のってツマンナイな、と思ったのです。
その筆頭、分かりやすい例が、不採用のお祈りメール。
今後のご活躍を心よりお祈り申し上げます。
あれに「余計なお世話だー!!」と思わない人います?
1ミリも心がこもってないと送る側も送られる側も知っています。
祈る意味ある!?
私はしょっちゅうこのメールを送る立場でした。
何人にも送る時は流れ作業になりがちです。
コピペコピペコピペ。
正直なことを言えば面倒だと思ったこともあります。
この「お祈り」にいったい何の意味があるのでしょう。
もう一つ、心のこもっていないお祈りを懺悔します。
SNSで流れてくるお誕生日報告に「幸せな1年になりますように」と祈ります。
相手は友人なので多少心を込めてます。でも良い1年になるといいね~程度のカジュアルな心です。
たぶん私の祈りはその方の幸せに1ミリも関与しません。
こんな祈り、意味ある!?
なんて不誠実な言葉なんだろう。
やっと気づきました。
人への「祈り」ってめっちゃくちゃ他力本願なのです。
私は何もしないし高みの見物だけどまあ適当にやんなよ、
的スタンスなのです。
本来言葉には力があります。
でも人の幸せを祈る言葉には心がありませんでした。
多少の心があっても、力にはなりません。
力のない言葉は紡ぐ価値がありません。
そんなわけで私は、
人の幸せを祈る言葉を紡ぐのはやめることにしました。
だって、無駄だもん。
心がこもっていない言葉を紡ぐのは自分も相手も傷つけます。
だからこれからはかわりに、
心を込めて、全力で断言します。
今よりもっといい1年になるね!!
すごく活躍すると知ってるよ!!
私もあなたも自分を全力で楽しめると知ってるよ。
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