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ブルーピリオド:好きなことを好きという勇気が欲しい時にはコレ

【ブルーピリオド:山口つばさ】


なんで、好きなものを好きっていうのがこんなに難しいんだろうね。

人の目を気にして、「常識」を気にして、合理性とか効率性で世間が「最善」というものを選んで上手くやってるはずなのにどうして、つまんないだろうね。

これは周りに合わせてヤンチャなこともするけど、基本努力家で成績優秀で、世間一般でいう王道を進んでいた男の子が1枚の絵に出会い、「好き」という原動力で進み出すお話。

この世にコンプレックスのない人などいるのだろうか。

どの部分にコンプレックスを持つのかは、それぞれだけど、みんな何某かを抱えて生きている。たぶんそれは、弱点にも武器にもなる。自分で見るのも嫌な弱点に蓋して、なかったことにして生きるか、えぐり出して武器にするかは自分次第。

この物語は、好きなものを好き、というだけでなく、好きでい続けるための苦悩へと続く。

自分の見ないふりをしていたコンプレックスまでえぐり出されて、痛くて苦しくて、ちょっと安堵する。

なんだ、みんな、同じじゃん。

カッコ悪くあがいたりもがいたりしていいじゃん。
カッコ悪いって、けっこうカッコイイじゃん。

そんなお話し。


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