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望む未来を描けなければ、永遠に手に入らない!
自分の夢を実現するために大事なこと。それは、まずは自分の行きたい方向を自分で決めるために、人生の目指す人生計画 - “キャリア・デザイン”が大事になります。少なくとも人生の節目、節目で考えることで、しっかりとしたよりどころをもって、自分で自分の人生の舵をきることができるのです。
そもそもキャリアって何?
キャリアとは、大辞林 第三版の解説によると、「経歴。経験。」と最初に書いてあります。確かに英語を訳すと、そうなるのかなと思いますが、私がとらえているキャリアの定義に近いのは、「一般的には個人の長期にわたる職業的経歴(職歴)を意味している」としている世界大百科事典 第2版の解説です。もっとざっくり言うと、キャリアとは「仕事を中心とした人生」としてこれからお話します。
キャリア・デザインとは?
キャリア・プランニングとも言ったりします。仕事を中心とした人生を設計するということ、すなわち、自分の目指す人生計画を構想し、作成することと言って伝わるでしょうか?
では大事なことは?
少なくとも節目節目で、望む方向へ自分で舵をきることができる方向感覚をもっていること、方向感覚を生かすには、こうしたいという未来が描けていないとたどり着けないのです。
いつデザインしたらいい? いまさら遅いんじゃない?
人生100年時代。50歳でようやく人生の折り返しにすぎません。年代ごとに直面する課題は異なります。むしろミドル世代こそ、大きな親の介護問題や早期退職勧告など、仕事の選択においても人生においても大きな節目に当たるこの時期に、自分の目指すところ、自分のよりどころをしっかり考えることが、その先の人生を充実したものにするためには必要だと思います。
人生は自分探しの旅
私自身も、ずっと自分探しの旅をしている感じです。今の自分に何ができる? 何をやりたい? 何を目指している? なぜそれをしたいと思う? といったような問いを自分と対話しながら。
自分の目指す未来を手に入れるためには、少なくとも人生の節目節目で自分が手に入れたい人生を思い描いたものがあってこそ、行きたい方向を決められるのです。
そのために、自分の夢、自分が得意なこと・好きなことから考えてみませんか?