企業に求めるのは キャリア支援?働きやすさ?
社員に愛される条件で選ばれた日米100社
ニューズウィーク日本版2022年4月19日号の特集は「愛される100社」。
https://www.newsweekjapan.jp/magazine/381771.php
アメリカの1位はスポティファイ、日本はグーグルでした。
上位にあがった企業の「愛される条件」が、日本・アメリカ それぞれで掲載されていたが、愛される条件が日米が違うので驚いた。
アメリカは、社員のキャリア支援
ランクインした企業のほとんどが、社員のキャリア支援について記載されていた。働きながら大学や大学院に通う社員の学費をサポートする、資格取得を奨励するなど。
日本の学費も右肩上がりだが、アメリカの学費はもっと高い。
NYの病院で働く知人の看護師も、職場での働きが評価され、大学院で学んでいることを話したら、学費の支援を職場から提案されたと話していたことを思い出した。
日本は、育児休業が有給、フレックス勤務など
1位のグーグルさんは別として、2位以下の企業のコメントを見ていると、仕事と子育ての両立支援、残業がどうとか、フレックスや在宅勤務など、働きやすさに関するものばかり。逆に、アメリカのようにキャリア支援のコメントは記憶にある限りはなかった。
日本もキャリア支援に進むか?
日本は、家庭と仕事との両立が難しい、長時間労働や転勤の問題などもあり、働く環境整備の段階なのだろう。
4月は、芸能ニュースで、**さんが大学院に進学した、という記事を何度か目にしたが、社会人の学びなおしブーム?
いっぽうで、在宅勤務から通勤に戻す企業も出てきて(大学の授業も)、両立できると思ったが難しくなったという話も聞く。
働きながら学ぶことは大変だけれど、得るものはとても大きいと思います。
日本でも、働く環境整備の問題はクリアして、社員のキャリア支援をどの企業も取り組むような社会になってほしいなぁ。