愛され育つ権利
子どものアイデンティティー形成のために大切なの「愛され育つ権利」
ポイント
□日本にいる無国籍の子どものたちの中には医療や教育を受けることができない子がいる。
□児童の養育及び発達に関して「父母」が第一義的な責任がある(児童の権利に関する条約)と記載されているが、養子縁組・里親・児童養護施設等のサポートを活用して子どもたちの家庭的な養育を行っていく必要がある。
□父母だけで子どもを育てていくというのではなく、社会全体で子育てをしていくという考え方にシフトしていこう!
□施設にいる子どもだからといって「可哀そうな子」と大人が決めつけていませんか?まずは正しい知識を身に着けていくことが大切!
□ただし「実の親が誰なのかわからない」「離婚後に別居親に会えない」というケースもある。
「なぜ自分は生まれてきたのか?」というアイデンティティーが揺らいでいる子どももいるため、養育者や支援者も一人で抱え込むのではなく、専門家の協力も踏まえて社会全体で子どもたちを育てていこう!