自分を変えたい!キャリコンへの軌跡〜リ・スタート12月編
今日退職を職場の子どもたちに伝えた
(良かったら最後まで読んでくださると嬉しいです)
まさかこんなに長くこの仕事を続けられるとは思ってもみなかった
虐待やトラウマなど様々な背景や生育歴のある子どもたちの支援をしてきた
進学や就労というキャリアの一部分ではなく「生き方やあり方」を一緒に見つめ、模索し、葛藤しながら過ごすことができたことに感謝している
「社会的養護」という普段聞き慣れない言葉の背景には「生きるって何だろう」と真剣に自分の生き方を問わせてもらえる力があった
不登校や自傷行為、触法etc表出される子どもたちの言動の裏側に、何が隠れているのか
個々に応じた支援をしてきたつもりでいたが、とても難しく、うまく行かないことばかりだった
けれど数年にわたり関係構築をお互いにしてきたこの貴重な経験はなにものにも代えがたい時間だった
「教師とはちがった立ち位置で子どもたちのキャリア支援をしていきたい」という夢に対して、子どもたちから「応援している」と言ってもらえ本当に嬉しかった
退職することで再度「喪失体験」をさせてしまうことに最後まで迷いがあった
ただ大人になっても、大人になったからこそ夢を語り、自分の人生を生き切る目的を見つけ、行動している大人が身近にいたら、もしかしたら子どもたち自身も自分の過去に対して何か意味付けをし、いつか生まれてきてよかったなと思ってもらえるような‥‥
なんだか、そんなかっこよいものではないけれど、これからの未来を創っていく子どもたちの生き方やあり方の支援をしていく中で、まずは僕自身が要領の悪い生き方であったとしても、しっかりと丁寧に、そしてちょっぴり勇気も抱きながら生きていきたいなと
子どもたちに話を聴いてもらい、涙が溢れてきてしまったけれど、最後は前向きに「またね!」と言い合えて良かった
ありがとう
自分の人生を生き切る
そのためにも「走りながら考える!」
失敗したっていいじゃん!
というか人生に失敗はないしさ!
そう子どもたちから教えてもらえた時間をありがとう