情報交換に電話とメールは使わない⁈ 名刺交換はしない⁈
ボイスメディアのVoicyを時々聞いています。
私にとってVoicyは、お散歩したり家事をしたり耳が空いてる時に利用しているボイスメディアの一つ。
3月11日の放送で、気になる話を聞きました。
情報交換に電話とメールは使わない。
名刺交換はしない。
という話。
Voicyではいろんなチャンネルを聞いているけれど、上記はマーケジンのチャンネル「耳から学ぶマーケティング」での話。
私がフォローしているチャンネルの1つです。
新卒以来、ずっと広告業界で働いてきた私は、マーケティングの移り変わり、時代の変化がおもしろくてこのチャンネルを聞いているのですが、この日の話は、毎日100人の人と情報交換している人の話でした。
100人、すごいなぁと思って聞いていた時に、そんな話が出てきたのです。その日のテーマは別の話だったのに、私にはこっちの方が印象的でした。
たしかに名刺交換する機会は激減。手元の名刺が減るスピードは、明らかに減っています。この2年で、コロナ禍がそれに拍車をかけました。
実際、初めて会う人でも、初めて会った気がしないくらいオンラインでつながっていることも少なくないし、そもそも会うこと自体がめっきり減ったから、名刺交換という機会があまりありません。
それに、たとえ会社同士で仕事していたとしても、結局はその人次第っていうことがすごく多いのもたしか。
人が変わると急に品質が落ちたりもするので、「誰」かがとても大事で、どこの会社の人かどうかは、もはやどうでもよかったりします。
だから情報交換するなら、どこの会社の人かどうかよりも、誰と情報交換するかが大事で、自分にとって大事な情報交換相手だったら、もし会社を変わってもつながっていたい、というのはよくわかります。
そうなれば、もはや名刺交換なんて意味はない、というのもごもっとも!
実際、会社の名刺交換をしても、最近は会社をどんどん変わる人も多いし、私の世代だと会社を卒業する人も多いし。
個人とつながることにこそ価値があるんですね。
情報が大事なのは誰もが知ってることだけど、
良い情報を得るには、自分が良い情報を与えること。
そうやって、その人は気づくと毎日100人と情報を交換し合っているのだそうな。
100人と言うとすごい数だけれど、そのツールは電話でもないし、メールでもないので、そんなに時間を使うものではない、という話でした。
たしかに電話は、相手の今の状況関係なく飛び込んでくる時間泥棒だ、とつくづく思います。
会社員時代の先輩に久しぶりにメールすると、間髪入れずに電話がかかってきます。「メールありがとう」って。
そのままこちらの状況お構いなしに、お会いする日時の日程調整が始まったりすると、うーん、昭和のオッサンだなあと思いつつ、少々困ることがあります。
考えてみればメールも、宛名を書いて、「お世話になります」から始まる社交辞令が入り、そこから本題に。そして最後は結びの言葉で送信なので、終わるまでにそこそこ時間がかかります。
SNSやチャットツールに比べれば、どこかよそよそしくて本音トークがしにくい側面もあります。
考えてみると、私のコミニケーションツールも増えました。
Messenger、LINE、Twitter、slack、chatwork、discord、…
同時にアプリも増えています。
増えたけれど使い方はいろいろ。ツイッターに至ってはアカウントは15年くらい前から持っているけどずっと休眠状態で、ただの呟きにしか使っていません。
いろいろなツールがあって、よけいな前置きなしに連絡が取りやすくなったのはたしか。いきなり用件に入れるのはラクチンです。
私が会社を辞めた(卒業した)のは10年以上前だけど、会社員時代に保管していた3000枚以上の名刺を、辞めてから約3年間、私は捨てられませんでした。その後、退職後に出会った人の名刺も、かなり処分したけれども、今でも名刺フォルダーに3冊あります。いったい何人分になるのかなあ。
チャットツールをいろいろ使ってはいるけれど、使い方がわからなくなってGoogle先生に聞いたり、若者に教えてもらったり。なんとか使いこなしながらも、いろいろあるせいで「あの話、どこで話したんだっけ?」とわからなくなることもしばしば(苦笑)。
やっぱり、メールが一番安心できるというのが正直なところです。
先輩のことを「昭和のオッサンだなあ」とボヤいているくせに、自分の頭の中も、しっかり昭和なんですよね。
おばさんは、時代についていくのが大変です(苦笑)。
いや、昭和~平成~令和と、その変遷を知ってることを価値と捉え、Try and Error and Go を繰り返してまいります(笑)。
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