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わかっていても嬉しい、サンクスポイントでもらえるありがとうの尊さ

感謝の気持ちを伝える制度、「サンクスポイント」が始まりました!

近年、多くの企業で従業員エンゲージメントや組織文化の向上が課題として挙げられています。当社ももちろん例外ではありません。

当社のワーキングスタイルとして、感謝・挑戦・楽しむ を掲げており(ワーキングスタイルについてまとめているnoteはこちら↓)、

ワーキングスタイルという大切な考え方の中でも特に、感謝の気持ちを気軽に伝え合う文化をより醸成し、メンバー同士のポジティブな関係構築やモチベーション向上に貢献できると考えスタートしたのがこのサンクスポイント制度です。

今日は実際に始めてみての1ヶ月をnoteにまとめてみます!



サンクスポイントとは?

当社で導入しているタレントマネジメントシステム、「タレントパレット」。そちらに搭載されている機能がサンクスポイントです。

人事考課のためだけにログインするシステムではなく、もっともっと活用シーンを広げたかった人事は、従業員サーベイやeラーニングや研修もこのタレントパレットを経由するように少しずつ変化させてきました。

そんな矢先、感謝を伝え合う仕組みを作りたい、と別件で検討していた際。タレントパレット上にサンクスポイントというものが機能として携えていることを知り、様々な整備を経て、導入へ。

サンクスポイント制度導入による効果

ここからは実際に感じた効果を書いていきます。

❶従業員間の感謝の気持ちの可視化
感謝の気持ちを形として表現することで、日々の業務における互いの貢献を認め合う風土が育まれます。

「あ、そんなところにも目を向けて感謝してくれるのね?!」となったり、例えばチャットで感謝され終わったやり取りについて、改まってサンクスポイントとして言われるお礼は分かっていることながら嬉しいものです。

受け取った側のモチベーション向上はもちろん、送った側もなんだかうれしくて。そして喜んでもらえること、それが資産としてタレントパレット上にどんどんたまっていく感覚。。!これはなんとも新しい。

組織へのエンゲージメント強化に繋がっている気がします。

“サンクスポイント”でXを調べてたら偶然見つけたグループ会社のメンバーのポスト。フォローさせていただきました☺️


❷コミュニケーションの活性化
サンクスポイントを送ることをきっかけに、普段だったらあまり直接的なやり取りのない相手ともコミュニケーションを取る機会が増えた実感があります。

感謝の言葉と共に具体的なエピソードを添えることで、一段深いコミュニケーションが生まれるんですよね。

サンクスポイントをもらってから、別のタイミングですれ違って「あー!さっきはポイントありがとう!嬉しかった!」などと、また次なるコミュニケーションにも発展したりして。

これは想定していなかった逆ルートです。よき。

❸感謝の視点のトレーニング
普段の業務の中で当たり前のように感じていることにも、感謝の気持ちを持つことの大切さを再認識しています。

周囲の人への感謝の気持ちを持つことは、まずそもそも“気づく”視点を養うことであり、その視点が研ぎ澄まされていくことは自身の成長につながると感じます。

今回のように新しく取り組みが始まった際に、趣旨を理解し、感謝する能力がおそらくですがもともと高い人たちが積極的に活用してくれました。そして周囲にもその視点や行動が波紋のように広がっていく。。大事。

余談ですが、導入後の最初の1週間、めちゃくちゃにポイントを送りまくってくれたファーストペンギンがいました。
個別に感謝の気持ちを伝えたら返ってきたのがこんな言葉。

最近、自分の価値観ってなんだろうと考えることが多く、結構迷走気味だった気がしていました。そんななかで、できるだけ関わったすべての人に「ありがとう」を伝えようとして沢山のメッセージを送っていたら自分自身がすごく幸せな気持ちになっていることに気づきました。

メッセージを送るたびに「何を伝えたら相手が喜んでくれるだろうか」と考え送ると、お返しコメントで今度は自分がお礼を言われ、というこの連鎖がなんと幸せなことか、と感動しています。

小さな事なのですが、自分が「他人の承認欲求を満たす」とか「喜んでもらう」的なことに大きな喜びを感じる人間だったんだなあという気づきを得られたのもサンクスポイント制度のおかげだと思っています!

素晴らしい企画なのに、忙しいとかしょうもない理由でやらない人が一定いると思ったので、グループ内で一番仕事を長い時間していそうな私が量で証明することで、盛り上げに貢献できるのでは?と思って、めっちゃ頑張っています!

引き続き会社全体を巻き込んで良い流れを作っていけるようにします!

嬉しすぎる…!ありがたい。サンクスポイント!!!(もちろん、実際にポイントをお送りしました)


❹副次的な効果
これはオマケ的な感じですが、タレントマネジメントシステムへのアクセス増加も、サンクスポイントを始めたからこその効果と言えます。

冒頭にも記載しましたが、お恥ずかしながらタレントパレットの数ある機能を使いこなせているか?と言われたらまだまだそのレベルにはない当社。

タレントパレット内の一機能としてのサンクスポイントが始まったことで、人事評価以外にシステムにログインする立派な理由が今回でできました。

アクセスする機会が増え、今後はさらなる機能の活かし方を人事側は考えるようになりますし、ゆくゆくはメンバー一人ひとりが自身のキャリアプランやスキルアップへの意識向上に繋がる可能性も秘めていると考えると、ささやかながら実は大きな効果と言えそうです。

今後の課題

スタートダッシュこそ華々しく切れたものの、こういう取り組みはいかに継続させるかが鍵です。

数ヶ月経って、慣れきってあまりポイントを送っていないという状態は安易に想像できます。(初月の月末時点ですでにその兆候も…)

そんな事態を見越して、色々なことを今後仕掛けていきます。

まずは上記のXでのポストのように10日を『ありがとうの日』としてポータルサイトなどでの積極的なポイント付与の呼びかけ、ほかには社内報での発信(ちょうどこのnoteを書いた7/30に配布されるというナイスタイミング!)、月単位での事業会社別のポイント獲得上位者の共有、全社会議での表彰などなど。

まとめ

サンクスポイント制度の導入は、単なる感謝の気持ちの伝達にとどまらず、事業会社の垣根を越えたメンバー同士のコミュニケーション活性化、感謝の視点の重要性への気づき、さらにはタレントマネジメントシステムの活用促進など、多岐にわたる効果をもたらすことが分かりました。

この制度を継続的に運用し、細かなブラッシュアップをかけて改善していくことで、より良い組織文化の醸成に繋げていくことができると考えています。

引き続き、まずは自分自身が楽しんでこの制度を活用してポイントをたくさん送っていきます!

本日はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました😊

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