【JCDA】第15回 国家資格キャリアコンサルタント試験 実技(論述)試験解答例
【問1】
(事例1)
相談者は職務適性に悩む気持ちに共感せず、「経験を積めば自信が付く~」などと自己探索を促す傾聴や関係構築ができていない。
またCCt9では推測で意見しCCt10でも主観による一方的な価値判断で暗示するなど、問題解決に向けて一緒に支援していく姿勢がない。
(事例2)
CCt7で職務経験を傾聴し感情に寄り添いながら展開することでCL8、CL9、CL10の経験代謝を通して自己探索が深まり、CL 11で仕事への向き合い方について自己内省、問題解決の方向性とCL12で相談者のビリーフである職業観の思い込みに気づきを促せている。
【問2】
事例ⅠのCCt10(相応しくない)
理由:経歴確認のみで相談者の思いや感情への応答もなく信頼関係が深まる前にCC主観で能力やスキルを断定し、問題の共有もないまま一方的な価値判断で意見しているように感じる。
事例ⅡのCCt11(相応しい)
理由: CL を尊重する姿勢でリレーションを維持しながら要約や言い換え、意味の意識化で主訴を整理、問題の本質にCL自ら気付けるような開かれた質問を活用して側面から支援している。
【問3】
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