自分の強みが変わっていく実感の話DAY25
祝日の後の金曜日。曜日感覚が狂いいろいろ間違えるカモタニです。固有名詞も全然出てこないしな、まだこの年齢でその症状は早すぎるって職場の人には言われています。
今日は、あすてっぷコワーキングの素敵な運営メンバーでもあるかなみん(岩田かなみさん)に声をかけてもらって、今年の5月にフリーランス体験会というオンラインセミナーに登壇させて頂いたことを思い出していました。
そのセミナーの前半には3名のフリーランス(あの、私以外の2名の方が相当面白くて、とても興味津々でした)がどうしてフリーになったとか、フリーランスの生活ぶりとか面白さ辛さみたいなのを話すのですが、事前に渡されたシートにそれを埋めていき、私自身もいろいろと自己の振り返りが進みました。
特に盛り上がったのが後半です。参加者の皆さんはフリーランスになりたいな、とか、もうなっていて今後どうしようかなとか”フリーランス”がキーとなって集った方々だったので、実際のフリーランスである登壇者の話を聞いた上で、フリーランスとしての「自分の肩書き」をつくってしまおう!という企画だったのです。そしてそれを記入したら、デザイナーの方がZOOMの背景名刺をつくってくれる、という内容でした。
みなさんが思い思いの得意なこととか自分がよんでほしい肩書き、名前等を記入されていて、背景の絵や写真も選べて、それらがZOOMの背景として並んだ様子は圧巻でした。
しかし・・私はその時何を描いたらいいのやら・・状態で、結局かけなかったんです。いろんな肩書きを自分につけようと思ったのに全然つけられなかった。惜しいことをしました。
そのセミナーは2021年5月。2020年3月に4年間勤めた職場を辞めてフリーランスになったものの、研修や教育の機会がオンラインになり試行錯誤の1年でした。キャリアの講師はこの世の中にたくさんいらして、それぞれの強みを活かして活躍してる。私は頑張ってきたしいったん休もうかなとか、いやいや、開業届出したし収益の上がる構造を考えなくては、とか、マイノリティの学習が面白すぎて深すぎて40代をどう生きたらいいだろ〜と、色々と考えていました。
「私は何を強みにしたらいいのか・・」というのが変わってきたことを感じていた私はその時に自分を的確に伝える言葉が見当たらなかった。もしくは「こういう人です」と言いたい自分がなかったような感じでした。
仕事においては、「体力あります、元気、笑顔で乗り切る」みたいな時期があって(といっても一人が好きだからひっそりしています)その次は「多様性を大切にしわかりやすい説明ができます」という時期があって、そのあとは「学術と現場をつなぐバランス感覚がある人間」です、みたいな時期がありました。今はそれのどれとも違うな~もっと・・自由に専門性高く本質的なことをやりたいが・・そんな仕事とは・・??それができているのか?という抽象的なイメージしかなかったのです。
キャリアデザインでは、まず、「ありたい自分」を存分にイメージする事が大事だと常日頃から言ってるし、思っているし、私もそうしてきたつもりでした。しかし、半年前に書いた「10年後の自分」のイメージが明らかに変わってきていたのです。自分の事であってもわからないことはたくさんある。ありたい自分は変わっていくのだな、と妙に実感したものです。
好きな言葉もずっと「チャンスの裏は禿げ頭」という幸運の女神には前髪しかないからチャンスをしっかりつかむ☆というのが好きだったはずですが、この前それをある会で言ったときに「あれ、私ってこの言葉好きだったのに今はあまりときめかないわ」と思ったのです。
先日、起業されている方の考えをお聞きする機会があって、やっぱり場をもって経営されている人の覚悟は違うな、と思いました。同じようなことを言っていても言葉の力強さが違うし、その本気に人々は動かされるのだろう。そういうことを考えると、私は学習が好きでアートが好きで、一番好きな仕事は大学の講義。留学して経営学を学んだ時に「私は経営学ではなく教育学の人だ!」と鮮烈に思ったものです。それを忘れてはいけないな。
というわけでまたえらい長くなりましたが、どうしてそんなことを思い出したかというと、あすてっぷコワーキングの自己紹介でハッシュタグで自己紹介しよう、吹き出しで自分の言葉をいおう、という企画を、やはりかなみんが提案してくれたんだけどえらい苦しんだ、という話です。私はどうありたいのか、何を表現したいのか、何によって覚えられたいのか、何を成し遂げたいのか。40代のキャリアコンサルタントもこういうことに迷ってます😊
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?