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マイノリティの経験から学んだことをマジョリティで活かす

今では信じられないかもしれませんが、私は小さいとき
完全なマイノリティーだと思っていました。
今思えば、物の見方が狭いなと思うのですが
私がマイノリティと思った理由は・・・

1.女に生まれた(当時は女性は男性の下と思っていた)
2.お誕生日が3月。(当時は4月生まれとはほぼ1年違うから
  成長が遅れていた
3.背が小さかった(いつも運動会では一番前、前にならいが
  したかったけど、一番小さいので腰に手をあてていた(笑)
4.人と話すのが苦手だから、目をあわせなかった
5.声が小さいと思っていた。
6.絵が下手だった
7.歌が下手だった
8.足が遅かった
9.親がそんな私を心配して私立に入れたので、近所の友達からハブに
  されていると思っていた。
10.正直で率直な物言いなのでひとを傷つけることがあり自分が
   嫌いだった

つぶらな瞳、引き込まれます。

いやあ、きりないくらい出てきますねえ。
当時はそう思っていた私ですが、大人になって読んでみると
どれも理論的ではない。
でも自分の正義って、思い込みなのかもしれません。

それ以外にもコンプレックスはたくさんあったわけです。
だから子供のときは、自分をお姫様にして、想像の世界でストーリーを
作り、強くなりたい・・・と思っていました。

さて今、マジョリティにいるとは思っていませんが
自分はマイノリティだ、自分はだめだと思っている世界から
とりあえずは抜けています。

しかし思うのです。
マイノリティの長いトンネルがあってよかった。
だから人の傷みがわかる、理解できる。
「そんなこと誰でもあるよ」なんて私は決して言わない
誰でもあることで人は悩むし、落ち込むし、それがきっかけで
前に進めないから

私がキャリアコンサルタントとして役立つとすれば
それは資格をもっているからでなく、
自分の人生で傷みを感じてきた当事者だから、
きっとそうなんでしょうね。

ちほみさん、バトンタッチ!!

突然ですが、深海は憧れます

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