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デスバレーの冬休み旅行記-クリスマスに行くのは大丈夫?楽しめる?

ベストシーズンは12月〜3月と言われるデスバレーに、冬休みを使った12月25日に行ってきました。ベストシーズン中とはいえ、クリスマスというアメリカの一大祝日に国立公園に遊びに行って大丈夫なのか?制約はないか?楽しめるのか?と行く前は少しドキドキしていたので、クリスマスに行こうとされる(ピンポイント笑!)どなたかの参考になればと思い記事にしてみます。

結論、大丈夫!十分楽しめました!

そして案外、観光客は多かったです!

公園内自体は問題ありませんでしたが、前後泊した街のレストランは、クリスマス当日は臨時休業だったり、閉店時間を早めていたので、そちらはご注意を!

私たちの旅程は2泊3日。1日目と3日目は移動日です。

Day1:移動日。シリコンバレーから、Bakersfield ベイカーズフィールドという街を経由し(アイスクリーム休憩!)、Ridgecrest リッジクレストという、デスバレーまで2時間の位置にある街に前泊。

Day 2: デスバレー観光。朝食付きのホテルだったので、朝ごはんを済ませて出発。昼食は、デスバレーのビジターセンター(Furnace Creek Visitor Center)の隣にある、The Ranch at Death Valleyというホテル?の中?の、The Ranch 1849 Restaurantというレストランでとりました。

「敷地内には、ハンバーガーやホットドッグを提供するお店やアラカルトを提供しているお店もあるよ」と教えてもらったのですが、旅行中で全員野菜不足を感じていたのと、お腹が空きすぎて、「早く食べたい!」という感じだったので、ここに決めました。ビュッフェスタイルのレストランでした(クリスマスだからビュッフェのみだったのか、普段からビュッフェなのかは不明)。クリスマスのホリデーメニューが提供されていたのと、サラダバーも大満足の内容でした。ちなみに一緒に行った友達家族はベジタリアンなのですが、ベジタリアンの方にも満足いく内容だったようです。

(デスバレーという土地で+クリスマス当日で+旅先の野菜不足で、という様々な条件下での“大満足”ということにご留意を!)

日が暮れるまで観光を楽しみ(16:30には既に暗し!)、リッジクレストのホテルに戻ったのは19時前。クリスマス当日の夜は、早仕舞いのお店が多かったようで、街は閑散としていました。Google mapで営業中にお店を調べ、タイ料理のレストランに向かいました。クリスマスに旅行に行った唯一のヒヤヒヤポイントは、クリスマス当日の夕食レストラン問題、でしょうか。

Day 3 :移動日。Ridgecrest リッジクレストのホテルから、シリコンバレーに戻る途中、夫がどうしても行きたいということで、James Dean Memorial(ジェームス・ディーン氏のモニュメント)に寄り、帰路につきました。

そんな旅程で、クリスマスのデスバレー観光は、十分満足な旅になりました!

ちなみに、デスバレーはAmerica the Beautiful—the National Parks and Federal Recreational Lands Passアメリカ国立公園 年間パス)の対象でしたよ!(私たちが訪れた2024年12月25日現在。)

ホテルを出発してしばらくでこの風景!
雄大すぎる。
デスバレーの案内板が出てきました。もうすぐです。
最初の立ち寄りスポットは、Mesquite Flat Sand Dunes(メスキート砂丘)。そう、砂丘!用意されている駐車場が満車なほど、賑わっていました。砂丘に行く前に、Stovepipe Wellsでお手洗い休憩と、ビジターセンターで年間パスを提示して園内の通行パスをもらいました。クリスマスでしたが売店は開いていました。
次に立ち寄ったのは、Harmony Borax Works(ハーモニーボラックス)です。”ボラックス”という言葉は、デスバレー観光で多く目にしました。私は今回の旅で初めて知りました。

「ハーモニーボラックス(Harmony Borax Works) は、アメリカ・カリフォルニア州のデスバレー国立公園内にある歴史的な遺構で、19世紀後半から20世紀初頭にかけて行われたボラックス(ホウ砂)採掘と精錬の中心地でした。ボラックスは当時、ガラス製品や洗剤の原料として重要で、デスバレー地域は豊富なボラックス資源で知られていました。施設跡には、古いボラックス精錬所のレンガ造りの窯や、ボラックスを運ぶために使用された有名な「20ミュールチームワゴン(20-Mule Team Wagons)」の複製があります。この場所は、アメリカ西部の開拓時代の産業史や過酷な自然環境における労働の歴史を知ることができる貴重なスポットです。」

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Harmony Borax Works(ハーモニーボラックス)の小高い丘に登ってみました。
すると、こんな綺麗な景色と出逢えました!Harmony Borax Works(ハーモニーボラックス)の小高い丘の上より。
次は、Zabriskie Point(ザブリスキーポイント)です。”黄金の山ひだ”で有名ですね。
昼食をはさみ、Bad Waterバッドウオーター)へ。不思議な光景。
バッドウオーター、クリスマスなのに、こんなに観光客が!
遠目から見るとこんな感じです。大塩原に向かって皆歩いて向かいます。
バッドウオーターからの帰り道は、ビジターセンターのレンジャーの方にオススメしてもらったArtists Drive Scenic Loopを通って戻りました。この道は一方通行のループ、周回路になっていて、Artists Paletteに行くための道です。バッドウオーターからの戻り道にちょうどこのループの入口があるので、バッドウオーターからの帰り道に通るのが便利だと思います。

「Artists Drive Scenic Loop」 は、デスバレー国立公園内で最も美しい景観の一つとして知られるドライブコースです。火山活動や鉱物の影響によって岩が色とりどりに染まった「Artists Palette(アーティスツ・パレット)」をはじめとする、自然が生み出した色彩豊かな地形を車で気軽に楽しめるのが特徴です。

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だんだん暗くなってきました。
最後に寄ったのがFurnace Creek Visitor Centerです。”世界で最も暑く、乾燥し、標高が低い場所(Hottest, Driest, Lowest)”として知られるデスバレーについて学べる展示が充実していました。
ボラックスについての展示も豊富にありました。
そして、こちらのビジターセンターではJunior Ranger Program(ジュニアレンジャープログラム)に参加している子供たちを見ました!勢いよく挙手をしていて元気いっぱい。レンジャーの方の熱心な説明ぶりに、外野から見ていた私も心打たれました。

ナショナルパークのジュニアレンジャープログラム(Junior Ranger Program) は、アメリカの国立公園や保護区で子どもたちを対象に提供されている教育的なアクティビティプログラムです。このプログラムは、自然、歴史、文化について楽しく学びながら、公園を守る意識を育むことを目的としています。
主に 5~13歳 が対象ですが、年齢制限は柔軟で、大人や若いティーンエイジャーも参加できる場合があります。

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一緒に行ったお友達がジュニアレンジャープログラムに詳しく、色々教えてくれました。彼女が受け取ったデスバレーのアクティビティブック。

以上、クリスマス当日に訪れたデスバレー。十分楽しむことができました!

デスバレーに行かれる際には、ガソリンの給油インターネットと携帯にはご留意を!(携帯が通じるのは限られた場所のみ。Wi-Fiも期待できず。Google mapを頼りに回ろうとする方は事前準備として、オフラインマップをダウンロードすることをお忘れなく!

世界中のどこかにいらっしゃる、どなたかの参考になれば幸いです!

お読みいただきありがとうございました!

『おまけ:アメリカ長距離ドライブ』

アメリカでの長距離車移動にもだんだん慣れてきましたが、Audibleで耳読するのが、今の私たちのベストプラクティスです。スマホを車のオーディオとBluetooth接続して、長編小説や気になる本を楽しんでいます。あとは、ガムやお菓子をつまむみながら、1時間半~2時間毎に夫婦で運転を交代することで、長距離運転がずいぶん楽に感じられるようになりました。

Audibleで面白い本に出逢えるか否かが、その旅の満足度にも直結している気がします!笑 ロングドライブの前には、おやつバッグを用意し、事前にAudibleで面白そうな話を探してダウンロードしておくのがお約束です。読破するのに8時間かかるような本でも、こういうときには心置きなく挑戦できるので、それも楽しいです。夫婦で同じ本を読む(聴く)ことも普段はないので、なかなか貴重な機会だと感じています。

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