キャリコン技能講習 キャリアコンサルタントのためのブリーフセラピー入門 ~悪循環を断つ MRIアプローチ編~ 受講の感想を公開!
ブリーフセラピー(短期療法)は問題の原因を個人に求めるのではなく、コミュニケーション(相互作用)の変化を促して問題を解決・解消していこうとします。「原因が何か」ではなく、「今ここで何が起きているのか」という相互作用を重視していきます。この相互作用という視点により、来談者中心療法等とは別のアプローチで介入案を考え、キャリアコンサルティングを行いやすくことを目指して本講習を実施しています。
ブリーフセラピーには、「悪循環を切る」MRIアプローチと「良循環を拡張する」SFA(ソリューション・フォーカスト・アプローチ)の2つのアプローチがあり、「二重記述モデル(ダブル・ディスクリプション・モデル)」と呼ばれています。
ブリーフセラピーの考え方 (日本ブリーフセラピー協会HPより)
1 原因探しをせず、例外(問題の中ですでに解決している部分)を探す(SFA)
2 これまでとは何か違う事をする(Do Something Different)
3 うまくいっていることを続ける(Do More)
弊社の更新講習では、MRIアプローチ編とSFA編を実施中です。平日の夜に2時間のオンライン講習を行っております。土日がお忙しい方にもお勧めです。
講習の認定時間は事前課題1時間、オンライン講習2時間、事後課題1時間で、合計4時間です。
この記事では、「悪循環を切る」MRIアプローチ編の感想を公開します!
受講者の感想
日常の相談業務だけでなく、社内や家族とのコミュニケーションにも活用できると思いました。物事に対し、全く違う視点を持つことと、良い機会だと捉えようと思った。(I様)
悪循環があるのはわかっているが、そのまま断ち切れないケースが多いので、自分がクライエントでも、コンサルタントでも、上司部下でも使っていこうと思った。他の参加者との対話が多かったので、他者の気づきが知れて良かった。派生してリフレーミングなどを学んでみようかと思えた。(AU様)
暗黙の前提をはずし、何か違ったことをするという考え方が新鮮でした。提案に対して抵抗が生まれることは想像できるので、ブリッジについて、より具体的に学びたいと思いました。(E.I様)
その人の課題解決にのみ向かうのではなく、その人の周りも含めたところに問題がないかのシステム思考でみていくこと、改めて、良いヒントになりました。それと枠を外して、アイディアを出していくことに気が付いたこともよかったです。ちょっとその場所から離れてみてみる、俯瞰してみてみる、行き詰ったときはそのようにしてみようと思います。枠の中から飛び出してみるイメージを大事にしたいと思います。(KT様)
悪循環を断つ介入方法は、柔軟な思考や発想が必要であり、自分自身の視野の広さや物事の良し悪しにとらわれない柔軟性を養っていきたいと思う。相談者の問題の見立て(悪循環に陥っていないか)やそれを断ち切る介入は、自分の面談の幅を広げると感じる。短時間の講座であったが、ブリーフセラピーの奥深さを感じることができた。(YH様)
講習開催予定
お申込みはHPからお願い致します。
株式会社ビヨンド・ワーズ
https://beyondwords.jp/