Tスクール講師が見る未経験からのエンジニア転職とは?②
こんにちは。
Career Art スタッフです😆
7月になり、日差しが強くなってきたように思われます。
室内と室外の寒暖差で体調をくずすこともあるため、気をつけたいところです。
本日も引き続き、IT未経験者がITエンジニアになっていくことについて書いていきたいと思います。(本記事は、現職システムエンジニアをしつつ、ITスクール講師を務めているスタッフが記載します。)
今回のテーマは
『日本においてITエンジニアは今後も必要とされているのか』
です。
日本における今後のITエンジニアの必要性
前回記事(https://note.com/career_art_staff/n/n1e69133a2e87)でも書きましたが、
『未経験者からでもITエンジニアになれる!』
といった旨の広告が散見されているように思われます。
なぜこういった広告が増えているのか、日本におけるエンジニアの必要性の観点から話をしたいと思います。
IT人材需給に関する調査(2019年3月)によると、
2030年にはIT人材(ITエンジニア等、IT関連の人材)の不足数が
・MAX約79万人
・Min約16万人
になると試算されています。
ITエンジニアについて、
人手が足りていないと言える可能性が高いです。
ITエンジニアはAIに仕事を奪われる…等々の噂をお聞きしたことがある方もいらっしゃるかもしれませんが、短期~中期で見ると学習する価値はあると言えます。
どのようなITエンジニアが求められるのか?
では、実際どのようなスキルを持ったITエンジニアが求められるのでしょうか。
ITエンジニアというと、非常に幅広い分野を指す言葉であるため、作業内容(職業)に分けて給与を見てみたいと思います。
IT関連産業の給与等に関する実態調査結果(2017年8月)
によると、
1. コンサルタント
2. プロジェクトマネージャ
の2つが平均年収約900万円と特段高いです。
次いで
3. 高度SE・ITエンジニア(基盤設計担当・ITアーキテクト)
4. IT技術スペシャリスト(特定技術(DB・NW・セキュリティに関…))
5. 上記に関する業務の営業・マーケティング
6. プロデューサー/ディレクター
の4つが平均年収700万超えと高収入とのことです。
こちらの結果から、システム開発における"上流工程"に携わってる方(1.~3., 5., 6.)の年収は高いといえます。
一方で、専門性の高いITスキルを有している人材(3., 4.)も高収入な傾向にあります。
こちらの結果から、
年収が高い=世間に求められているITエンジニアの特徴として、
"上流工程に携わっている方 or 高度な専門性を持っているエンジニア"
が、今後は求められるITエンジニア像であるということが出来ます。
今後ITエンジニアを目指している方は、ぜひこのような方向性を目指してみることをオススメしております。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。