言葉は魔法#6 NVC②
NVCによる、思いやる気持ちを妨げるコミュニケーションのその1です
道具を持ち出して、相手を裁こうとすると、気持ちは離れる
道具とは、「道徳」とか「世間」などのことです。
裁くとは、「良い・悪い」とか「正しい・間違っている」と決めつけることです。
わたしたちは誰でも、大切にしている価値観にもとづいて生きています。
相手がそれにそぐわない反応や態度をしめしたとき、正しいか間違ってるかや、良いか悪いかの判断を押しつけてしまいます。
そんなときの会話には、このような言葉が見られます。
「そんな自分勝手なところが、あなたの問題だ」
「あいつはナマケモノだ」
「それは不適切だ」
本では、こんな言葉が紹介されています。
「まちがった行いと正しい行いという思考を超えたところに、野原が広がっています。そこで逢いましょう。」(ジェラルディン・ルミ、スーフィーの詩人)