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理論家まとめ⑧ヒルトン
意思決定のプロセスを重視する提唱者に、ジェラット、ヒルトン、ティードマンがいるので、セットで覚える。
意思決定トリオ、ジェラット・ヒルトン・ティードマン
ヒルトンの意思決定モデル
ヒルトンの意思決定モデルは、心理学の認知的不協和理論を応用したもの
①自己概念、希望、期待、職業観などの「前提」
②迷い等の「不協和」
③②を解消する情報の収集や①の再検討をする「再調整」
認知的不協和とは
レオン・フェスティンガーが提唱した理論
何かについて不快感や緊張感が生じたとき、そこには意思の不一致があり、人はその不一致を埋めるための行動をする。そして、その過程を通して意思決定がなされる。
個人がもつ自己概念や希望、期待、そして仕事に対する希望などの職業観の前提と、外界から入力された情報との間に生じる不協和が解消されるまで情報収集したり、不協和を解消するために探索する過程が、不協和がなくなるまで繰り返され意思決定されると説いています。
せっかくだからティードマンも
意思決定の2要素
キャリア開発における意思決定には『区別化』『統合化』がある
区別化:他とは異なる個別の特性
統合化:社会からの要求に合わせ適用しようとすること
意思決定プロセス
キャリアの意思決定のプロセスは『予期』『実行』
予期4段階
・探索:多くの選択肢を探す
・結晶化:選択肢を絞り込み、目標を明確化する
・選択:絞られた複数の選択肢の中から自分の目標に最も合ったものを選択する
・明確化:選択肢をより具体化、明確化する
実行3段階
・導入:目標実現のために、行動を始める
・変革:新しい知識、問題解決方法を身につける
・統合:目標の実現