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『人脈について』

こんにちはOTです。

 人は身近な人達に近づいていきやすい

これは身近な人達との方がコミュニケーションがしやすいということだけでなく、
身近な人達の思考や行動、性格といったことも近づいていくということです。

例えば、「休みの時でも勉強をしている人と仲良くなったら、自分も勉強をするようになった。」 というように、身近な人の行動や考え方に感化されて自分の行動や思考が変わったという経験は誰にでもあるのではないかと思います。

これは良い方向だけでなく、悪い方向に働いてしまうこともあります。
例えば、「人間関係がギスギスしていて、出世争いをするような職場にいたら、身近にいた人達が遠ざかるようになった。」 というような「人が変わってしまった」と言われるようなことにもなりかねません。

そのため、身近な人間関係は皆さんの人生にとってとても重要です。

また、人生の幸福度を決める一番の要因は人間関係ということもわかっていますし、
自分を変えたいのであれば、人間関係もおのずと変わらざる負えないことも確かです。

皆さんも「周りは関係ない」「自分は一人でも頑張った」ということを耳にしたことがあるかと思いますが、自分を変えようと努力するのであれば、一人でやるよりも周りの力も借りた方が楽ですし、更に成長しやすいと思いませんか?

そのため、自分を変えたいのであれば、周りの人間関係を少しでも変える努力も必要になると考えます。

僕の場合は転職という形でも人間関係を変えることができましたが、
皆さんは転職に限らず、他の方法で変わっていくことも自由だと思います。

ですが、人間関係を変えると言っても、すぐに変えることができればここまで読むこともなかったかと思います。

では、どのように人間関係を変えていけば良いのでしょうか?

ここからは、人間関係を変えていく方法と転職ではどのように活かせるのかをお伝えします。

[ ネットワーキングを広げる ]


 ネットワーキングとは英語圏で「人の輪を広げていく」という意味合いで使われる言葉だそうです。
 
 日本でいうところの「人間関係」や「人脈」よりも本人の価値観を重視する傾向があるようです。

 先程、自分を変えたければ、人間関係もおのずと変わらざる負えないと伝えましたが、
自分が変わっても続いている人間関係は、ネットワーキングの良い例だと言えると思います。

 ではどのようにすればネットワーキングを広げることができるのでしょうか?

重要なのは、自分の変えたいことを明確にすることです。

「今よりも計画的に行動できるようになりたい」「自ら積極的に動けるようになりたい」といったように理想を明確にして、理想的な人を探します。

理想的な人を探すと言っても、簡単には見つけづらい場合もありますし、自分を変えたいと思う度に探していては大変です。

そのため、「スーパーコネクター」という方に協力してもらいましょう。

「スーパーコネクター」とは顔の広い人のことを指し、友人や知人の数が多いだけでなく、個々人の理解も深く、繋がりも維持しています。

 そのため、「スパーコネクター」に協力をしてもらうことで、理想的な相手を見つけやすくなります。

 では、どのように「スーパーコネクター」を見つければ良いのでしょうか?

[ スーパーコネクターの見つけ方 ]


 まずは、周りにいるのかを確かめます。
方法としては、ネットワークマップの作成です。

ネットワークマップとは、「現時点で自分がどれだけ最適な交際関係を持っているかを把握する方法」として、アメリカの経営大学院のブライアン・アジー教授が提唱したものです。

やり方は、メモ用紙やノートなどに
「ビップ」「ブローカー」「コネクト」の3つの単語を用意し、それぞれの単語に沿った形で適切に人を書き出していきます。

「ビップ」には重要だと思える人を、
「ブローカー」には「ビップ」を紹介してくれた人を、
「コネクト」には自分が「ビップ」を繋げた人を上げます。

上記の写真であれば、Aさんと僕が間に人を介さずに知り合い、
Aさんから教えてもらえたことでBさんと繋がることができ、
僕がCさんをAさんに紹介したことになります。

上記の写真のメモは簡単にしていますが、本来であれば名前がたくさん出たり、出づらかったりするので、「ビップ」を思いつく限り出してから他の2つを考えた方が名前が出しやすいかと思います。

僕の場合は「ビップ」を考えるときにつながっていて良かったと思える人を考えました。

ある程度書き出せたら、「ブローカー」で多く出ている人に着目してください。

その多く出ている人が「スーパーコネクター」になります。

また、この時に自分の名前が全体の65%以上出ていれば、人間関係があまり変われていない証拠です。

あまり変われていないのであれば、行動をしていかなければなりません。

その方法として、次にあげるリコネクティングとパティーやイベントなどの人がたくさん集まりやすい場所で探す方法があります。

リコネクティングとは、繋がりの薄くなった人と再び繋がる方法です。

難しく感じる必要はなく、もう一度気軽に連絡を取る程度のことで良いです。
例えば、「最近どうしてる?」「何か変わったことあった?」といったことです。

このような質問をすることで、話が広がって再び繋がりやすくなったり、相手がどのように変わったのかを知ることができます。

場合によっては助けが欲しいことに関わってくれたりもします。

ラトガース大学の研究で、仕事の重要なプロジェクトはリコネクティングの関係の方が、現状で緊密な関係の人よりも全体的により高い成果を出せることが分かっています。

僕の場合はLINEでトークをしたことのある人達から一番下にいる人を選んで連絡をしました。

連絡するのにとても抵抗感を覚えましたが、やってみると相手の近況がガラッと変わっていたり、思っていたよりも気軽に連絡が取りやすいのでお勧めです。

次に、人がたくさん集まりやすい場所で探す方法ですが、参加している(その場にいる)人達に誰の紹介で来ているのかや、誰を知っているのかを聞いていきましょう。

より多くの人から名前が挙がった人が「スーパーコネクター」であることが分かりますね。

周りにたくさん人が集まっている人も「スーパーコネクター」である可能性も高いと思います。

探すことができても、「スーパーコネクター」と良い繋がり方をしなければ見つけた意味がなくなってしまいます。

そのため、次に必要なのが関係性を深める方法です。
『コミュ障でも5分で増やせる 超人脈術 DaiGo 著』のような書籍や、様々なサイトでも関係性を深める方法は紹介されているので、ここでは、ご紹介した本から親近感が増す、たった2つの質問をお伝えします。

その質問とは、最近の出来事についてと「最近、どれくらい幸せですか?」と尋ねることです。

例えば、「最近、何かありましたか?」「最近充実していると感じたことはありますか?」 などのような質問です。

変な質問をしていないかと不安になるかもしれませんが、自分のことを話す行為は「おいしいご飯を食べた時」や「お金をもらったとき」と同じくらい脳を興奮させて幸福度が上がることが分かっています。

もし怪訝な顔をされたら、自分のことを軽く紹介して「充実している時間や行動を増やしたい」といったことや、「顔が嬉しそう(困っていそう)に見えたので」といった様に何かしらの理由をつけて警戒心を少しでも解くようにしましょう。

焦って「スーパーコネクター」に人を紹介してもらおうとせず、まずは仲を深めて自分を知ってもらうことを重視した方がいいです。

「スーパーコネクター」と繋がることで人脈を増やすことができたら、転職をする際にも活かせます。

それは、業界や企業の研究がしやすくなるということです。

僕も「スーパーコネクター」に相談をすることで「この人から聞いてみたら」といったことや「このイベントに参加してみたら」という形で教えてもらい、自分の行動や人間関係の範囲を広げることができました。

そのおかげで、業界研究もしっかりとでき、本当に転職をするべきかを自信を持ってすることができました。

また、転職をすることで人脈を広げることもできています。

転職をするのは今の自分を変えたいと思っているからです。
ネットワーキングを広げるのも同じことです。

自分の力だけで自分を変えて成長するのも良いですが、
環境を変えることで成長しやすくするのもいかがでしょうか?

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