『お仕事紹介 遺品整理士』
こんにちはCAREEBLE運営です。
近年テレビや新聞などで『少子高齢化』や『身寄りのないお年寄り』、『孤独死』などの暗いニュースが流れているのを目にします。
今回の記事では、人が亡くなった後の『遺品』の整理や『清掃』を行う特殊なお仕事を紹介します。
『遺品整理士とは』
『遺品整理士』は、遺族の代わりに遺品整理を行う、遺品に関する豊富な専門知識を有する業者です。
誰でもなれるわけではなく、この仕事を生業にするには『一般社団法人遺品整理士認定協会』が認定する資格が必要です。
遺品整理には遺品管理に関係する法律が多数関わっているため、遺族だけで行うとトラブルになる恐れがあるため、遺品整理士にお任せした方がいいかもしれません。
遺品整理士は法律の知識も身につけているため、トラブルを回避することができます。
『遺品整理士』は遺品整理を行うだけでなく、故人や遺族に配慮して、故人亡き後のサポートを行う職業でもあります。
『遺品整理士の業務内容』
ここでは多岐にわたる遺品整理士の仕事のうち主な5つの業務について紹介していきます。
『遺品の仕分け』
遺品の量が多かったり、遺品を見ることが辛かったりして、整理が行えない遺族に代わって遺品の仕分けをします。
遺族の要望に合わせ、遺品を必要なものと不要なものに分けていきます。
しかし、法令や取り決めを遵守して最適な形で遺品整理を行うだけなく、供養の気持ちを大切に、故人の思いを尊重しながら遺品整理を行うことも重視しています。
『不用品の回収・処分』
遺品の仕分けを行うと、不用品もたくさん出てきます。
そうした不用品の回収・処分も遺品整理士の仕事のひとつです。
遺品の中にはまだ使えるものも含まれているため、それらを回収したり売却の手続きをしたりします。
故人のコレクションや、車・バイクなどの高価で運搬が大変なものの処分のサポートなども行います。
『遺品の供養』
故人の遺品の中で、特に思い入れのある品物に関しては、供養やお焚き上げを行ってから処分することがあります。
たとえば、故人がいつも身に付けていた衣服や小物などは、寺院で供養する方が良いとされています。
遺品整理士は、遺品の供養が可能な寺院と提携していることも多く、その寺院に遺族の代わりに供養を依頼したりもします。
『家財の搬出』
家具や家電などの家財は、とても重量があるので遺族だけで運び出すのが難しいです。
遺族が高齢である場合には尚更です。
そこで遺品整理士の出番です。
仕分けが終了したあとの家財の搬出を手伝うのも遺品整理士の仕事です。
『清掃』
遺品整理士の中には、整理後の清掃を行ってくれる業者もあります。
※清掃がない場合もあるので依頼するときに確認をとりましょう!!
死因が孤独死などであった場合、汚れや匂いを取るために特殊清掃を行う必要があります。
一軒家ならまだ問題はないですが、賃貸アパートやマンションであれば、床に体液が染み込んだりするので、近隣などの迷惑になります。
そこで遺品整理士に依頼して清掃をしてもらう必要があります。
特殊清掃は専用の薬剤などを使用して清掃を行うため、室内を綺麗な状態にすることができます。
中には、畳や床の張り替えを行うサービスを提供している業者もいるそうです。
今回は特殊な職業として『遺品整理士』について紹介しました。
悲しい話ですが、親族との別れはいずれ訪れます。
その時にどのように処理をしたらよいかわからない場合は、『遺品整理士』に依頼すると良いかもしれません。
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