見出し画像

【キャリコン試験対策】キャリアコンサルティングにおける質問の重要性について

キャリアコンサルタント試験及びキャリアコンサルティング技能検定2級の実技試験対策講座をして1年程度経過しました


初回のレッスン(ロールプレイ対策)では、
とある事例を毎回使用するように
しているのですが、


キャリアコンサルタントの質問が、
とても重要だなぁと
つくづく実感しております


というのも、
事例は(設定しているゴールも)同じなのに、進む方向が全然違うんです!!!


A方面に向かう時もあれば、
B方面に向かう時もあります


この違いがなぜ生まれるか?と言うと、
先にも出た質問の内容と質が違うからです。


相談者の方を取り巻く環境を中心に
質問する方と、
気持ちを中心に質問する方とでは、
全然違う方向に進むことが
想像に難くないと思います


前者の場合、
相談者の方の満足度は残念ながら
低くなりがちです


なぜかと言うと、
環境のことを聞かれても
相談者の方にとっては、
何の目新しさもないからです


「情報を吸い取られた」と
捉える方もいらっしゃるかもしれません


一方で後者の場合は、
すごく話を聞いてもらえたと
感じてもらえたり、
内省をしていただき
自己理解が深まる可能性があるため、

前者より満足度は高くなりそうですが、
相談者の方が解決志向型であれば、
モヤッとするかもしれません


ではどうすれば良いのか?ですが、
私はキャリアコンサルティングの進行の軸
として、


システマティック・アプローチの
6つのステップを心に脳に
刻み込んでおくことが重要
と考えています

この6つのステップが何であるのか?
1つ目のステップが完了したら、2つ目に、
2つ目が完了したら・・・ということが
わかっていれば、

情報収集の質問ばかりしていてはもちろん、
気持ちだけ聞いていてもいけないことが
明白だからです

面接試験合格の一つの目安として、


◾️キャリコン試験
・・・2つ目の問題把握(理想は3つ目)

◾️技能検定2級
・・・3つ目の目標設定(理想は4つ目の方策の実行)


まで進められることが求められていると
感じております


これまで意識されたことがなかった方は、
ぜひ意識してみてほしいです


最後に1点だけ注意点をお伝えしておきます


先程「目安」をお伝えしましたが、
そこまで進められたら、
それでいいというわけではありません!


当然質が伴っていなければならない、
ということを心に留めておいていただきたいです


実際私は2級の初受検時には、
20分間のロールプレイ時間中に方策の実行まで進められましたが、不合格でした


2回目受検時は、目標設定までしかたどり着けませんでしたが、初回受検時より60点以上アップの上、合格することができたからです


どなた様かのご参考になれば幸いです^^


最後までお読みくださり、ありがとうございました!


いいなと思ったら応援しよう!