見出し画像

【キャリコン試験対策】型にはめようとしていませんか?

先日、2級の受験サポートをさせてもらっている方が、印象的なご感想をくださいました


「のぞみさんのところに伺うまでの数年、型にはめる練習をしていたので、そのクセがなかなか抜けなかったったんですが、最後のロールプレイでやっと本来の自分のスタイル(相談者の方ファースト)に戻れた気がします」と(👏)


私も最初、国家⇒2級とステップアップした際に怖かったのが、ロープレ時間の短さでした


国家と違って、相談内容も難易度が高い上に、先まで進める必要があるので、相当なプレッシャーがありました


ですので、最後の5分くらいではまとめて、目標設定して、方策提案して・・・という型にはめてやろうとしていました

それで初回受検時は、方策までは20分で進められたのですが、不合格に

2回目受検時は、問題共有までしか進められませんでしたが、初回受検時より60点以上アップの上、合格できました

ステップ自体は前回より進められなかったのに、何が良かったのか?ですが、大きく2つポイントがあると感じております



1つは、とにかく相談者の方が「今日の担当者が藤尾さんで良かった」と思っていただける応対・応答を心がけたことです

そしてもう1つは、時間がなくなるのは怖いけど、システマティック・アプローチの流れに沿って進めたことです

1.カウンセリングの開始
2.問題把握
3.目標設定
4.方策の実行
5.結果の評価
6.カウンセリングの終了


具体的には、1つ目のステップができた!と感じられてから2つ目、3つ目、4つ目・・・と進めていきました

初回受検時は、特にこの2つ目の意識が欠けていたと感じております

口頭試問(以下は、よくある例)でも回答はできましたが、頓珍漢なものだったと思います

①RPを振り返って、良かった点と改善したい点を教えてください。

②CLとの信頼関係は、どの程度できたと思いますか?

③CLが相談したい問題は何ですか?

④CCから見た問題点は何ですか?

⑤今回どのような目標を設定しましたか?

⑥他にやろうと思っていたことは、ありますか?

(ロールプレイはRP、キャリアコンサルタントはCC、相談者はCLと記載しております。)

それはそうですよね!

例えばですが、問題把握できていないのに、
適切な目標設定はできませんし、
目標設定はできていないのに、
適切な方策提案はできないから
です

もし「時間がないから」と5分前などにまとめていたら、問題把握も中途半端なままなので、2級面接試験の評価区分である、問題把握力・具体的展開力で60点以上は取れないでしょう

受講生の方におすすめしているのは、


口頭試問の10分まで入れて、
計30分でシステマティックアプローチの
4つ目のステップ完了を目指すこと

です

こちらの方がCCも余裕が持てますし、
CLの話も焦らず伺うことができます

急がば回れですね^^

いいなと思ったら応援しよう!